田んぼシーズン真っ盛り

チャン

2015/05/27

秋オープンの古民家パン屋さん「種と土bakery」前を飾る予定のハーブの苗たちに水をやる係に任命されて
ここ数日あきゅ農園に出社するなりグリーンの如雨露(じょうろ)を握りしめる
あきゅ農園
チャンこと桑名です。

 

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薬膳応用研究所 天然酵母パン研究家 いがらしこのえ先生からリクエストいただいたディル。
魚料理によく使われるハーブ。

 

夏日となる毎日ですが、みなさま健やかにお過ごしでしょうか?
二十四節気では「小満(しょうまん)」といい、日ごとに上昇する気温に合わせ万物の成長著しい季節とされています。


ここ岩国市南河内の空には、
つばめが舞い飛び、その上を青空を背負うように優雅にトンビがピーヒョロロと鳴き風に乗っています。
下を見れば田んぼや裏山、畦道にはあっと言う間に雑草だらけ。よく見るとその中をピョンピョンと小さめのカエルが飛び跳ねています。
そして里山の織りなす木々の緑が鮮明にそしてその色の違いがくっきりとしてきました。

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南河内(みなみごうち)を見守るように美しい稜線を描く蓮華山(れんげさん)

 

あきゅ農園も田んぼの活動の時期になりました。
ゴールデンウィーク明けから、籾撒きをはじめました。
私があきゅ農園に移住したのは田植えが終わってからだったので、初めてのお米作りになります。
 

まずは、育苗パレットに土を敷き詰め、籾 → 土 の順で籾まき機で籾まき(播種)します。
レトロな造りなのですがこれが絶妙によくできているので一人で感心していました。

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いつもあきゅ農園の田畑を作ってくれている 光敏さんのお手本を見ている図。慣れた手つきでございます!

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籾の蒔き加減を調整中。なかなかアナログなのですが、ハイテク過ぎず丁度いい塩梅の機械です。

 

20日も経つと、スクスクと苗は育ち
緑って綺麗だな~と見惚れるくらいに美しく発色し、
苗たちが今か今かと田んぼに植わることを望んでいるかのような成長をしてくれています。

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とはいえ、世の中の農産物は「種」と「土」で命を輝かせます。同時並行で田植えの準備に入ります。

まずは「田おこし」
冬の間寝かしておいた土をトラクターで起こします。
当然、この時土の中の蛙も掘り起こされるというお決まりも(笑)

そして、一昨日から田に水を引きトラクターで土を砕いてかきならす作業「代掻き(しろかき)」を開始。
なんとも小刻みな揺れと目の前にあるエンジンの音で周りの音がかき消され多くの方が眠たくなると言われる作業です。

しかし、隣の田んぼを作られているF山さんの田んぼがあまりにも綺麗なので、
それを横目に揺られるトラクターの上でスマホ検索し、
Yahoo!知◯袋のんぼの荒掻き、代掻きの上手仕方教えてください。」を読み、文字ばかりで動きが視覚化されず返って分からなくなる始末。 

結局、下に見える農家の大先輩の描くトラクターの軌跡を一所懸命追うのでした(笑) 

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水を張った田んぼにトラクターを進ませると、水中の土が砕き掻き出され澄んでいた水が濁り始めます。その差歴然。

 

清流錦川水域にあり、岩国の米所と呼ばれた「南河内(みなみごうち)」の方々は
これまで安心安全に、西日本に多い「ヒノヒカリ」を中心とした極良とされる食味のお米を作られています。

地元の方々は、「ここの田んぼで採れたお米を食うたら、スーパーで買うお米は食べられん!」と異口同音におっしゃいます。 

せっかく美味しいお米だから地元朝市だけの販売だけではもったいない!
とうことで、本年からあきゅ農園もメンバーに入れていただいたので
南河内(みなみごうち)の農家や住人で構成される「南河内むらづくり塾」の方々にお声がけし、
「特別栽培米農産物(化学合成肥料・農薬を削減して生産した農産物)」の生産認証の取り組みを有志の方々とはじめました。

今年の秋は、認証マークをつけて多くの方々に届けられることが今から楽しみです。

 

本日「代掻き(しろかき)」作業を終えて、田んぼを見守るように鎮座する「陰陽子宝神」(以前の記事)まで上がってきて対話するような気持ちで撮った写真がなんとも有難い光を伴ったものになりました。

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地元集落の方々の信仰が厚い「陰陽子宝神」。一仕事終えてのトラクターの上からの一枚。


200年前に田んぼ横を流れる川で発見され田陰陽石を祀る神様。
陰と陽、つまりは「種」と「土」。
自然信仰の深い南河内の村にはこうしたご加護があって美味しい農作物が作れるのだと最近富に感じています。
 


梅雨入り近くなり本格的な田んぼのシーズンに突入する里山からの帰宅路に見る清流錦川の夕方の景色はうっとりします。湿度がこれから増してきますのでどうぞみなさまお身体ご自愛くださいませ。

また、里のお便りをお送りしますね。 

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追伸)

今年の稲刈りの後は、山口県産小麦「せときらら」を作る計画しています。
早速、来週に山口県産小麦粉100%でつくる山口県の地産地消パンの開発・普及に取り組んでおられる
山口大学のT教授の「パン研究会」の収穫に、この秋オープンの「種と土bakery」の天然酵母パン研究家のいがらしこのえさんと一緒に勉強してきます!

この記事の投稿者

チャン

mima

あきゅ農園 ディレクター /あきゅこだわりの「優すくらぶ」ファン /都会生活から、ふるさと生活へのライフスタイル大転換中! 時間の流れや空気の違いを感じ、スマホで写真をとりながらの散歩が目下の楽しみ。特別に淹れるスペシャルティコーヒーをこよなく愛す。時々学校で「しつもん先生」やっています。

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