4月上旬に育苗ポットに種まきをしたハーブたちは
古民家前の畑に住まいを移し、雑草とともに負けず劣らず夏の太陽を浴びてグングンと成長してきています。
古民家前の畑をハーブガーデンに作り変え中
春に育苗ポッドにハーブの種まきしている模様
先日よく見るとディルにキアゲハの幼虫が何匹も気持ちいいくらいにムシャムシャ食べ尽くしており
観察しながらも、正気に戻りとなりの草むらに投げ飛ばしたあきゅ農園 チャンこと桑名です。
少々ピンボケしていますキアゲハの幼虫
今年の岩国の田んぼはカビの一種の「いもち病」が発生が相次いでおりますが、
農園を管理していただいている正直さんがいち早く対応していただいたため被害を免れスクスクと育っております。
今年のあきゅ農園のヒノヒカリのお米は、特別栽培米としての取り組みを村の有志の方々と一緒に取り組んでおりエコなお米としてお客様にお届けできるのを楽しみにしております。
このブログや「すふふ」でもお話をさせていただいております
この秋オープンする古民家薬膳パン屋さん「種と土bakery」の本格的な店舗改修が始まりました。
新築ではなく、あきゅ農園の集落に高台にそびえる築100年になる古民家を譲り受け里山の風景をそのままに「あたらしい里山」づくりの第1弾となります。
あきゅらいず美養品のグループ会社として昨年12月に設立した「株式会社土(つち)」は
あきゅ農園のある南河内(みなみごうち)を拠点に農山漁村に特化した商社・プロデュース会社として「あたらしいけど、懐かしい風景を、地域の資源をフル活用しながら産み出すこと」を事業目的としています。
そして、まずは拠点のある南河内の古民家を薬膳パン屋さんに変身させていきます。
7月末から本格的に始まった改修工事
地域の人の資源も活用して作られています。
配管、電気配線、大工、左官などなど現場で活躍する人は村の職人さん達。
世の中位でいうリタイアされた年代の方々が田舎ではまだまだ若手とばかりに現役活躍されています。
職人のみなさん現役バリバリです
新築であればプレカットでチャチャッとお店もできあがるかもしれませんが
長年村を高台から見守り続けてきた古民家。いろいろな制約のある中で職人の諸先輩方に迷惑をおかけしながらここまで進んできました。いつの間にやら私自身も図面もかける様になってしまいました(笑)
配管が終わった後、お店の床面の基礎ベースをつくる「粗塗り」の作業。
納屋の床、牛小屋の床、母屋の土間の床を揃えていきます。ここは左官の方々の作業。
木材を使って地べたを均していきます。
パンの製造室になる部屋の粗塗り前の作業の様子
その後鉄筋の網をポイントに小石を敷きながら敷き詰めていきます。
厚さ6センチほどのコンクリートがここに注がれます。
これで粗塗り作業の準備が完成しました
8月8日 生コン車登場。
そして消防車の様なコンクリートポンプ車が高台にある現場にコンクリートを流し込んでくれます。
リモコンでホースとコンクリ量を調節する方。トンボで均一に均す方。木材で小刻みにコンクリを叩きながら空気を抜く方。コテで角を仕上げる方。あっという間に2時間で作業終了。職人さんの連携作業はさすがでした。
コンクリートポンプ車が古民家入り口に設置され現場に送り込んでくれます
手際よくコンクリートが流し込まれてゆきます
次の日には大工作業ができる状態になりました。
これから本格的に大工さんによって、昔の構造からあたらしいお店の構造へ作り変えられていきます。そして、これから内装や外装作業へ。
粗塗り作業を終えて本格的に大工作業が始まりました
立派な梁を支える補強作業
これまでなかった枠組みも出来上がってきました
まだまだ詰めていかなければならないこと満載ですが、秋のオープンに向けてスタッフあげて顔晴っていきたいと思います。
立秋も迎え、いつもより増してヒグラシのカナカナ鳴く声が響き渡っていますがまだまだ残暑厳しいのでお身体ご自愛くださいませ。
また、里のお便りをお送りしますね。
追伸)
この4月より第4日曜日に開店される「古民家デパート」さんを販売の拠点にして、
昨年より開店されている「乙女雑貨 雑貨アパート・林檎荘」さん、「里山の一軒家サロン ゆるむ」さん、
7月にオープンされた「ガラス工房◯(マル)」さんなど、
地元の方、Uターン、Iターンの方々で活気づきはじめています。
来週のお盆明けに中国新聞さんで「南河内が熱い」というテーマで記事になる予定です!
今から楽しみです。