あきゅらいず

コカリナに出会って気づいた、自分らしく生きる幸せ

すふふ編集部

2014/06/ 9

【お客様インタビュー:Vol.15 くみせい様(仮名/53歳)あきゅ歴4ヶ月】

木の笛「コカリナ」とギターで、車中泊しながら全国を旅する"音の旅人"くみせい様ご夫婦が、あきゅらいず社屋のある東京都三鷹市(※当時)にやってきました!
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お二人の胸元に揺れるのが「コカリナ」。東欧ハンガリー発祥の木の笛です。年齢問わず楽しめ、木の優しい音色から自然環境を守るシンボルとしても注目されています。黒い紐を短めにして「コカリナ」を身につけるご主人がクールで格好良い!と、あきゅスタッフ大絶賛!

コカリナの音は、人の心の奥まで浸透していくような力があると思うんです

今回「あきゅらいずのスタッフにコカリナを聴かせていただけませんか?」というお願いを快諾してくださったくみせい様。そこにはこんなあたたかな想いがありました。

「あきゅらいずの印象は『木』なんです。この『森の楽校』(※当時)もそうだけど、木がたくさん使われているし、あきゅらいずの雰囲気が森みたいでとにかく自然なイメージ!私も木が大好きで、子どもの頃は鳥になりたかったくらい(笑)。コカリナも木の笛だし、なんだかとても親近感があって。そんなあきゅらいずのスタッフさんに楽しんでお仕事してほしいから、ぜひ音楽をプレゼントしたいと思ってたんですよ」

とても嬉しいお言葉です!会場の「森の楽校」は天井が高く広い空間なので、コカリナの音がきれいに響くんだとか。
 
夕闇せまる中、あきゅらいず社屋1階にあるコミュニケーションスペース「森の楽校」で、コカリナとギター、くみせい様のヴォーカルによるコンサートがはじまりました。
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この日はオリジナル曲を含む全10曲を披露してくださいました。
旅をしながら海を眺めたり、鳥のさえずりを聴いたり、自然を感じながらくみせい様が詞を書いて、ご主人がメロディをつけていくのがお二人のスタイルなんだとか。
「今年はCDを作ろうかな~って考えてるんです!」
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コカリナの音色は、とても澄んでいて美しく、「まるで木の妖精がうたっているよう」と称されることもあるほど。心にまっすぐ届く高音と、深いギターの音色に思わず涙ぐむスタッフもちらほら・・・・・・。
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演奏する曲によって、数種類のコカリナを使い分けるくみせい様。難しそうに見えますが、少し練習すれば、子どもからお年寄りまで誰でも簡単に演奏できるようになるそう。
くみせい様は普段、幼稚園などでコンサートを開くほか、レッスンも開催しています。小学校に教えに行ったり、現在70名ほどいらっしゃる生徒さんのために各地をまわっています。生徒さんの最高年齢はなんと80代だそう。
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最後は素敵なコンサートのお礼に、あきゅらいずスタッフ全員で恒例の「ありがとうの舞」(※1)を披露!驚きと感動でくみせい様の瞳にも涙が・・・・・・。

ここで、コンサート後に集まったあきゅらいずスタッフの感想をご紹介します!
 「初めて聞きましたが、とてもきれいな音色でした!」
 「すばらしかったです。最初の音を聞いたとき、眠気が吹っ飛びました。」
「身体の中にぐっときました。あんな空間は本当にじーんときますね。」
「歌自体聴くことが久しぶりだったので、本当に感動しました。」
「予想だにしていませんでしたが、涙が出てしまいました。まだまだ聞きたかったです!」
 
そして中にはこんなスタッフも・・・・・・。
「あまりにも感動して、コカリナ買っちゃいました!」
 
コンサート終了後、数名のあきゅらいずスタッフはくみせい様がお持ちのコカリナを購入させていただきました♪

「こうしたコンサートをしながら旅をしていると、よく『私もコカリナを吹きたい!』と声をかけられることが多いので、その場ですぐにお渡しできるようにいくつか持ち歩いているんですよ」
その気持ち、よくわかります!「クルミの木が一番音が安定していますよ」などとくみせい様のアドバイスを受けながら選んだコカリナを使って、その場で吹き方のコツも教えてくださいました。いきなりくみせい様のように・・・・・・とはいきませんが、その場で自分で吹いた音にスタッフ一同大盛り上がり!

コカリナに出会うために生きてきた

くみせい様がコカリナと出会ったのは42歳の時。大好きな叔母様が吹いてくれた音色に運命を感じたんだとか。

「心にぱっと光がともったような、もう魂に響くくらい感動したの。すぐに叔母の近所の木工職人さんに作ってもらって、毎晩独学で練習。コカリナを一生続けるって決めたんです」

そんな強い決意を胸に、現在はコカリナを広める活動に取り組むくみせい様。
「使い道がなくなった筑波山神社の山のヒノキを捨てるのがもったいなくて......。だから宮司さんと相談して、コカリナにして近所の小学生にプレゼントしているの。私が指導しに行って、その成果を地域のお祭りで小学生が披露しているんです」
音の響きに違いはありますが、コカリナは大体の木から作ることができるそうです。
そんな筑波山神社のヒノキのコカリナもくみせい様と一緒に旅をしています。
「東北の被災地の子どもたちにも何かできないかと思って、宮城県の保育園の入園式と卒園式に演奏しに行きました。その時の卒園生には記念にヒノキのコカリナをプレゼントしたんです。そしたら子どもたちが『あ、お風呂のにおい!』って。コカリナには音だけでなく、木の香りやぬくもりがあるので、もっと子どもたちへ届けたいなと思います」
こうしたコカリナを通したくみせい様の想いや活動は、自然と人、地域、また遠くに住む人と人とをつなげているのですね。

"音の旅人"今日も行く!

くみせい様がコカリナを通して体現されている、自然環境を考え、子どもからお年寄りまで地域が交流し、また、そういった良い循環を外へ外へと広げていく生き方は、あきゅらいずの在り方とリンクします。最後に、くみせい様の夢を伺いました。

「実家がレストランをやっていたこともあって、私もお店をやりたいです。自分たちでログハウスを建てて、コンサート用のステージと子どもたちが作った様々な作品を飾ったりして、みんなが集える場所を作るのが夢」

キラキラとした瞳で夢を語るくみせい様、すでに旅をしながらふさわしい場所を探しているんだとか。素晴らしい行動力です!
こうしたくみせい様の愛に溢れた力強い生き方が、コカリナの音に乗って伝わってきたような気がします。いつでもどこでも、くみせい様の音楽は誰かに勇気を与えていることでしょう。

そんなくみせい様の旅には、いつもあきゅらいずの美養品が一緒。移動用の車の中には「3ステップ」「たまりシャンプー」(※当時)を常備です。
もうすぐあきゅらいずと出会ってから初めての夏が来ます。

暑さと湿気に弱い「泡石(ほうせき)」が溶けないように、夏場の車内には放置しないでくださいね、とアドバイスすると、「あら、そうなの!?なくなったら大変!気をつけなくちゃ!」と笑うくみせい様。
コンサート終了後もスタッフと話したり、コカリナを教えてくださって、気づけば20時前。
「これから伊豆に向かいま~す!」と笑顔で手を振るくみせい様ご夫婦。
なんだか、音楽に乗せてとても温かい"なにか"を運んでくれたお二人の姿が輝いて見えました。
"音の旅人"くみせい様とご主人の旅は今日も続いています。
 
※1:あきゅらいず独自の、スタッフが感謝や歓迎の気持ちを伝えるためのリズミカルなダンス。入社式では「ようこその舞」として新入社員に披露される。

【プロフィール】
くみせい様(仮名)/53歳/茨城県在住/あきゅ歴4ヶ月/コカリナ公認講師/ご主人と一緒に全国を旅しながらギターとコカリナ(木の笛)で音楽を届けている/温泉と6キロのウォーキングが健康の秘訣♪

※年齢、あきゅ歴は取材当時
※肌実感には個人差があります
※記事内の商品名/サービス名/使い方等は取材当時のものです

この記事の投稿者

すふふ編集部

編集長(konomi)とお客様窓口メンバーで結成。「全国のすっぴんすはだと笑顔のお客様に逢いに行きます!」がモットー。
取材で日本全国を駆け回り、お客様のすはだの美しさ、生き方、あきゅへの熱い想いを原動力に、Blogと会報誌『すふふ』を制作。