あきゅらいず

子どもたちと震災が教えてくれた、すこやかに生きるために大切なこと~暮らし編~

すふふ編集部

2014/09/22

【お客様インタビュー Vol.20 花様(仮名/34歳)あきゅ歴3年1ヶ月】

様は福島県にお住まい、2人のお子さまのお母様。現在は育児休暇中でいらっしゃいます。この度は「仕事を始めると絶対にできないことなので」と、思い切ってお客様インタビューにご応募くださいました。

あきゅらいずの在り方に惹かれて、採用情報まで見てしまいました


「色々と高い理念を掲げる組織、企業は多いですが、
現実の社会は『いかに楽して儲けるか』で動いていることを痛感する今日この頃。
あきゅらいずの理念とそれを実行する力に共感し、学んでいます。
採用情報まで見てしまいましたが、現実にお仲間になるのは難しく、
小さな子供のいる今は会社やお店を訪問するのも難しい。
そこで、社員の方とお会いし、お話しできたら、
そしてあきゅらいずはすばらしいと思う気持ちをご紹介できたらと思います」
 
『す ふ ふ』チーム宛てに届いた様のメールには、スキンケア会社という枠を超えて、
もっと広くあきゅらいずを見据えた熱いメッセージが綴られていました。
すっかり心を打たれた『す ふ ふ』チームは、様にお会いするために福島県へ向かいました。
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「できるだけお味噌汁は毎日きちんとつくりたいんです」とおっしゃる様。昆布などからとったお出汁に手作りの味噌で丁寧に愛情を込めてつくっているそうです。

「食べることは=生きること」これ以上に大事なものはないと実感しました

様がご長男を産んだのは2011年。
地元の埼玉県への帰省中に「東日本大震災」が起き、ご主人や様の職場がある福島県へ戻り、現在のお住まいに落ち着いたのは同年8月のこと。震災後の混沌とした空気に不安を抱えながらの初めての子育てを経て、あらゆる面で様の価値観は変化したそうです。
 
「中でも食べ物に対する意識は出産を機に大きく変わりました。それまでは自分の食事にそこまで気をつけていたわけではないと思います。母乳をあげるようになってから、自分が食べるものがいかに大事かということに気づきました」

2人のお子さまを母乳で育てている様。母乳をなめてみると、自分が食べたもので味や質が変わるのがよくわかるんだそうです。

「甘いものを食べ過ぎるとどろっとした甘い味、揚げ物や乳脂肪が多いと脂っこくなって詰まりやすくなります。野菜をたくさん食べると、さらっとした甘さで美味しいんですよ!」

こういった変化に気づいてからは、ご自身がどんなものを選んでどう食べるかということをよく考えるようになったそうです。

もちろんご自身だけではなく、ご家族の食事のことも大切に考えていらっしゃいます。
そのために始めたことがあるんだとか!



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キッチンの横には読書家様の素敵な本たちが並んでいました。その中にはスタッフ工藤の愛読書も多くあり、しばし本トークで盛り上がりました♪

食べることを掘り下げると、創りたい未来が見えてくる

「今、ナチュラルフードコーディネーターという通信講座で食について学んでいます。そこで現代の野菜はたくさんの化学肥料や農薬を使ってつくられていること、そして野菜の栄養素が減って、地下水や土壌汚染につながることなどを知りました。考えてみれば、旬ではない野菜が1年中手に入るのもおかしいですよね。子どもが大きくなった時に住みよい世の中であるかということを考えると、食材を選ぶ基準も変わってきます」

本を読んだりして学んだマクロビオティック(※1)も取り入れているという様。お子さまと一緒の慌ただしい毎日の中でも、無理なく続けるコツを伺いました。

「『出来る範囲で』を大切にしています。全くお肉を食べないということもないですし、チョコレートなどのお菓子も『絶対に食べちゃダメ』と思うんじゃなくて、食べ過ぎるとどうなるかということをわかった上で、たまには食べちゃいます(笑)」
 
そうは言いつつも、とても勉強熱心な様。なんでも買って済ませるのではなく、手前味噌を仕込んだり、日々のお料理は学んだレシピを参考に、いかに野菜だけで美味しくするかを研究しているそうです。
 
「結局は家族みんなに美味しく食べてもらえて、健康になれる料理をつくりたいんです!」と笑う様。楽しげで和やかな食卓のご様子が伝わってきます。nakanosama9.jpg
育児や家事で慌ただしい中でも「眠りにつくときに、両隣から子どもたちの寝息を感じる時が心安らぐ時間」とおっしゃる様の幸せそうな表情が印象的でした。

「お肌は食べ物でできている」という視点に深く納得

様があきゅらいずと出会ったのは、ご長男の出産後2011年6月のこと。
好きな雑誌に載っていた広告を見てピン!ときたそうです。
 
「それまでいろんなスキンケアを試してきたんですが、あきゅらいずのことは雑誌を見るまで知らなかったんです。だから『無駄な宣伝をしていない会社なんだ』って思って、商品への期待が高まりましたね」

そんな出会いから3年、ずっとあきゅらいずを使い続けてくださっている様。
冒頭にご紹介したメールにもあるように、厚い信頼を寄せてくださっています。
 
「あきゅらいずの『お肌は食べ物でできている』という視点がすばらしいと思います。好きな英語のことわざに『You are what you eat.(食があなたをつくる)』というのがあって、まさに私の想いとぴったりなんです!」

もうひとつ、様が好きなことわざを教えてくださいました。
『You are what you think.(あなたの考えそのものがあなたである)』

「あきゅらいずが『森のような生態系を目指している会社』だと知ってとても共感しました。それに、面白いですよね。だから今日はどんな個性的なスタッフさんが来るんだろうって楽しみにしていました(笑)」

さまざまな考えを持つ人たちがお互いに作用し合いながら、「森」のように有機的な組織を目指す。そこに集うスタッフは皆、自分の軸をしっかりと持つことが大切です。
そのためか、どうやら個性豊かな面々が多いようで、様から「期待通りです!(笑)それにやっぱりお肌もピカピカ!」と嬉しいお言葉をいただきました。
 
ご自身の体験から、食べることが体をつくり、肌もつくることを実感されている様のスキンケアが気になってきたところで、次回は様のお肌のお話しをお届けいたします。

 
※1 マクロビオティック:「身土不二」一物全体の原則に基づき、穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事により、自然と調和をとりながら健康な暮らしを目指す考え方。
 

【プロフィール】
様(仮名)/34歳/福島県在住/あきゅ歴3年1ヶ月/現在育児休暇中/3歳の男の子・7ヶ月の女の子のお母様/お気に入りの「優(ゆう)すくらぶ」はデコルテのケアにも◎/「秀(しゅう)くりーむ」は首がカサつく時に重宝します♪

※年齢、あきゅ歴は取材当時
※肌実感には個人差があります
※記事内の商品名/サービス名/使い方等は取材当時のものです

この記事の投稿者

すふふ編集部

編集長(konomi)とお客様窓口メンバーで結成。「全国のすっぴんすはだと笑顔のお客様に逢いに行きます!」がモットー。
取材で日本全国を駆け回り、お客様のすはだの美しさ、生き方、あきゅへの熱い想いを原動力に、Blogと会報誌『すふふ』を制作。