Vol.108色と食欲

湯 忠立先生

2016/03/ 2

人間の五感の内、食に関係するのは味覚だけだと思われている方も多いのではないでしょうか。でも料理を見たとき美味しそうだと判断するのは、見た目や香り、時には硬い柔らかいといった感触や、食べている音(煎餅やタクアンなど)、五感をフル回転させていませんか。
 
実は美味しそうだと判断するとき、最も使われているのは視覚なんです。
食事の色と食欲の関係を調べると、暖色系の色は自律神経を刺激して消化作用を助ける作用があることがわかりました。

一般的な傾向としては、食欲をそそる色は、赤、橙、黄から中性色の緑まで含まれ、その中でも特に“赤”は最も食欲を掻き立てられる色だとされています。

確かに、ファミレスや牛丼店の看板は赤が多いですね。
そして赤と緑など補色という関係の色同士を使うと両方の色が引き立ちます。
マグロの刺身に緑の大葉などは正にこの組み合わせです。

逆に青・黒・グレーなど寒色系は鎮静効果が高く、消化器官の働きを弱めて食欲を減退させる色とされています。

例えばテーブルクロスや食器を青いものにすれば、ダイエット効果も期待できるかもしれませんよ。

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この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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