Vol.222 体内の「湿」の有無の判断法2

湯 忠立先生

2018/07/ 4

180701.jpg

体内の「湿」の有無は以下のような方法でも判断できます。
 
1.寝起きが悪いか
毎朝目が覚めたとき、何かスッキリしない、頭になにかが纏いついているようでボーっとしている、体中に何か巻きついている感じで動くのが気だるい、こうした症状も体内の湿気が重大な状態であることを表しています。何かスッキリしないものが身体に纏わりついているような感覚は、身体の湿気に対する感触で、中医学では「湿重如裹」と呼んでいます。
 
2.舌を見る
朝、目が覚めた後に自分の舌を見てみましょう。中医学では、舌は心と脾に関係していて、人体の寒熱を敏感に反映していると考えています。健康な状態なら、舌はピンク色で潤いがあり、舌苔は白く薄く広がっています。舌苔が白すぎて潤いがあるなら体内は寒の状態であり、舌苔が粗く、または厚く黄色味を帯びていれば湿熱があることを表しています。また舌先の部分が赤くて舌苔がないなら、体内の熱は相当なレベルだと分かります。
 
3.朝のチェックポイント
朝、歯を磨いた時に吐き気がする、咽喉の辺りに何かが絡んでいるようで痰を吐く、髪の毛が脂ぎっている、顔がテカテカしている、寝ている間に涎が流れている、耳の中が湿っている、陰部がじめじめして痒い、早起きすると下半身がだるい、これらは皆、湿の典型的な症状です。 
 

※記事の無断転用は禁じます。

この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

湯先生の薬膳コラム最新記事

ページトップへ
loading
商品をカートに入れました。

【カートに入っている商品はこちらです】

※以前に入れた商品も含まれています。