Vol.234 五臓の話4「脾」

湯 忠立先生

2018/09/26

タグ
五臓
180904.JPG

中国医学の「脾」は、西洋医学の脾臓とは別のもので、どちらかというと膵臓に近い働きがありますが、それ以外の機能も持っています。現代医学の消化器系すべての働きを脾の機能と捉えて良いでしょう。
この系統には胃・唇・口の内側・肉付きなどが含まれます。

具体的な役割としては
1.飲食物を消化吸収して、栄養分を全身に送りだす。
2.血液を作り出し、正常に血脈を流れるようにコントロールする。
の二点が挙げられます。

人間の活動力のもととなる栄養分を取り込む中心的な役割を果たしているので、薬膳でも重要な臓器と考えています。薬膳理論で「第一に脾胃を調える」とあるのが何よりの証拠です。
脾がダメージを受けると、せっかく食べた栄養分が上手く利用されず、疲労や倦怠感、食欲不振、下痢などの症状が現れます。
 

※記事の無断転用は禁じます。

この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

湯先生の薬膳コラム最新記事

Vol.235 五臓の話5「肝」

Vol.235 五臓の話5「肝」

2018年10月 3日(水)

Vol.234 五臓の話4「脾」

Vol.234 五臓の話4「脾」

2018年09月26日(水)

Vol.233 五臓の話3「肺」

Vol.233 五臓の話3「肺」

2018年09月19日(水)

Vol.232 五臓の話2「心」

Vol.232 五臓の話2「心」

2018年09月12日(水)

ページトップへ
loading
商品をカートに入れました。

【カートに入っている商品はこちらです】

※以前に入れた商品も含まれています。