Vol.236 五臓の話6「腎」

湯 忠立先生

2018/10/10

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五臓
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中国医学では、腎は生命の源泉である「先天の気」を蔵している最も重要な臓器と考えています。したがって、人間の成長や老化、生殖などと深く関わっていると捉えています。同系統には、膀胱・骨髄・脳・生殖器・耳・髪などが含まれます。

具体的な役割としては
1.生命の根本物質とされる「精」を貯蔵する。
2.成長・発育をコントロールし、骨や歯を丈夫にする。
3.水液代謝を調整する。
4.納気を調整する。
などが挙げられます。

1の「精」は分かりにくいかも知れませんが、私たちの生命活動の基礎となるものと考えてください。人間が生まれるときに持っているもので、その後飲食物の栄養から作られる「後天の精」によって絶えず補われていきます。また肺の呼吸活動によって取り込まれた気を更に体内奥深くに届けるのが、4の納気の作用です。「後天の精」と納気の作用によって、私たちの生命活動は維持されているのです。
「精」は壮年期をピークに次第に衰えていきます。腎が受けるダメージを出来るだけ抑えていくことが、老化の予防にも繋がります。
 

※記事の無断転用は禁じます。

この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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