Vol.237 免疫力1

湯 忠立先生

2018/10/17

今年は本庶佑さんがノーベル医学生理学賞を受賞しましたね。その受賞理由は、癌細胞を攻撃する免疫細胞にブレーキをかけるタンパク質「PD-1」を発見したことで画期的な癌の免疫療法に結びついたということです。
そのためでしょう、「免疫力」という言葉が、今あらためて大きな話題になっています。そこでこの免疫力について、もう一度整理して考えてみることにしましょう。

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先ず免疫とは何かということですが、ひと言で言うと、自分ではないもの(外から侵入してきた細菌やウイルスなどの病原体や、体内で発生した異常細胞である癌細胞など)を見つけて、それらを異物とみなして攻撃し、体から取り除く働きのことです。その役割を担っているのが、さまざまな免疫細胞といわれるものです。ということは、これらの免疫細胞が活発に活動してくれれば、私たちは病気から身を守ることが出来るわけです。つまり免疫力とは、免疫細胞の活動力と言い換えることができます。
薬膳料理の説明にも「この料理は免疫力を高める作用があります」などと書かれているものが多くありますが、次回からその辺りをもう少し詳しく見ていきましょう。
 

※記事の無断転用は禁じます。

この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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