こんにちは。
発注と在庫担当の小山です。
本日第4水曜日ですので、あきゅらいずのある三鷹市野崎3丁目は「燃やせないごみ」の収集日ですね。
雨が降りそうです。
今回は商品の中身ではなく外身のお話をさせていただきたいと思います。
先日、有り難いことに大変たくさんのお電話をいただいた際に、
ご注文受付の回線があふれてしまい、
わたくしも拙いながらお客さまからのお電話に出させていただきました。
(普段は専門のスタッフがご対応させていただいております。)
ご注文をいただくのと同時に、商品についてもご質問をいただくことが多く、
その中の数件ではございますが
あきゅらいずでは容器回収をしていないのですか、というご質問をいただきました。
あきゅらいずの容器は、お客様のお住まいの地区の行政の指定した方法で破棄していただくのが、
一番よいかと思います。
その理由をご説明致しますね。
略して『容リ法』
弊社のパッケージは、なかなかシンプルな形をしているかと思いますが、
それでも色々なパーツと素材が使われています。
勿論、中身の品質を保つために必要な形状ではございますが、
ご愛用いただき、中身が空になったあと、みなさまどうされておりますでしょうか。
平成七年、「容器包装リサイクル法」が制定され、お客様が分別して捨ててくださった包装容器は、
市町村が集めた後、それを世に出した事業者が再商品化(リサイクル)する義務が規定されました。
しかし、全国から集まったゴミの中から、あきゅらいずの容器だけをピックアップするというのは、現実的に難しいところです。
全国にたくさん店舗があるならば、お店に直接容器を持ってきていただき回収するという手もございますが、
自社以外に店舗を持たないあきゅらいずは、回収にかかる輸送のCO2排出量を考えますと得策とはいえません。
自社で回収して、再利用する手段を持っていることは、素晴らしいと思います。
集めても、ただ再生するのではなく、本末転倒にならないよう環境負荷をかけない形で再生しなければならないのですから、
自分が仕事で携わるようになり、それがいかに大変であるかよくわかりました。
リサイクルのしくみ
それならば、あきゅらいずに出来る方法は何か考えました。
一括で再生化一連業務を代行していただいています。
(詳しくは団体さんのホームページをご覧ください。とてもわかりやすく仕組みが解説されております。^^)
つまり、お客様が分別して普段出してくださった色んな商品の容器たちは、
再生事業者さん(リサイクル製品を作る会社さんですね。)にわたされて、再生化されているのです。
わたくしたち事業者はお金を出し合って、団体さんに代行をお願いすることで法律に従い、この仕組みが動いています。
今日から出来ること。
みなさまには是非知っていただきたい事がございます。
なるべく再利用できるように捨てるには、「行政の指定されている分別方法を守ること」がとても大事です。
(あ、わたくし役所の回し者ではございませんよ。)
ごみを出すとき、中々細かくルールが設定されている自治体もございますよね。
わたくし横浜出身ですが、ごみを捨てる時はそれはもう母から分別について厳しく言われたものです。
煩わしさを感じることもあるかと存じます。
しかし、ごみを集めるコスト、分別するコスト、洗浄するコスト…と、再利用の準備をするだけでも、さまざまな手間とお金がかかります。
自治体でお金がかかれば、有料ごみ袋も高くなるかもしれません。
もしくは、コストが負担出来ず回収そのものがやむを得ず無くなってしまうかもしれません。
何より、資源はどんどん消費されていくだけになってしまいます。
悪循環ですね。
わたくしも一人の消費者として、気をつけたいです。
おまけ
『すきんおいる』も、ガラスとプラスチックにわけてどうぞ。
『秀くりーむ』はエアレスポンプ(中身が外気に触れにくい作り)ですので中身はあけられません…。その点も模索していきたいです。
捨てるだけではない使い道も、もちろんあるかもしれません。

↑さてこれは何でしょう?

ちなみにリサイクルの方法は世界各国で異なる定めがございます。
もうすぐお母様たちの頭がいたい(かもしれない)夏休み。お子様の自由研究の題材にいかがでしょうか?^^