こんにちは!!♪
からっとした春の陽気が去り、じめじめした梅雨の気配がやってきました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私があきゅらいずに入社して早2ヶ月。
新人研修で精一杯な毎日ですが、最近では「すはだの学校」でお会いしたお客様に美養品のご案内ができたということがあり、ちょっとした達成感を味わっています。
「私、なんやかんや成長しよるったい……」
九州弁で自負しております。あきゅらいず最年少の吉岡です。
この2ヶ月はあきゅらいずに関する様々な研修がありました。
今回はその中でも印象深かった「梱包の秘密」についてお伝えします(^^)
実はすごかった箱の中
皆さんは、ご注文した商品があきゅらいずから届いた際、じっくりと梱包を見たことはありますか?

<梱包したての美養品。これからお客様のもとへ向かいます。>
このように、ふっくらしたクラフト紙に包まれて美養品がやってきますよね。
実はこの梱包、たった1枚の紙でできているんです!!
これらは、あきゅらいずの物流を担うグループ会社「株式会社テトテト」のスタッフ(エンジェルスと呼ばれています)が、すべて手作業で梱包しています。

<エンジェルスさんによる梱包の様子。「エンジェルス」というのは、スタッフのことを「パート」と呼ぶより何か素敵な呼び名で呼ぼうと、あきゅらいず代表の南沢が、映画『チャー〇ーズエンジ〇ル』から持ってきた呼び名です。>
「どうしてプラスチック緩衝材じゃないの?」
「紙だと過剰包装じゃないの?」
そんなご意見をいただくことがごさいますが、実は深い理由があり、このような梱包スタイルなっています。
では、どんな理由があり、どんな工夫がなされているのでしょうか。
その① 大切な商品だから。安全にお届けしたい。
梱包において大切なこと、それは美養品の品質を損なうことなくお客様のもとに届けること。
外観を傷つけないよう、力加減や配置に気を配ったり
美養品に合わせて紙の大きさや硬さが選ばれています。
例えば、「
泡石(ほうせき)」の大サイズを包むときは、硬くて大きな紙が使われます。
<「泡石」は重みがあり、箱の中で安定しにくいため、小さい紙を「泡石」の下に追加して補強することも。こうすることにより、「泡石」とダンボールの間にできた空間を、しっかりと紙が固定してくれるのです。>
また、「
玉粉肌(たまごはだ)」が複数本あるときには、パッケージが互いに噛んでしまわないよう、向きを交互にして包まれます。
この方法は私も、目からウロコでした。
<外装を損なわないよう、丁寧に包まれています。この梱包をするエンジェルスさんの手の動きはとてもしなやかで機敏です。たった一枚の紙で、力加減の難しい梱包。縦横に揺らしても動きません!!>
WAZUKAの「
香り液」は中身に精油(エッセンシャルオイル)が入っているので、品質維持のためにプラスチック容器ではなく瓶を選んでいるのですが、
「香り液」を包むときは、ダンボールの中に、中敷と上げ底用の紙が敷かれます。
そこまで補強した上に商品が梱包されることで、左右のみならず下からの衝撃から瓶を守ることができるんです。

<「香り液」は衝撃から守るため上げ底されているので、少し大きめの箱に入ってお届けしています。>
箱を開けた時の美しさと、耐久性の両方を手作業で実現する、エンジェルスさんのテクニックです。
ご紹介したのはほんの一部の包み方。
これらの梱包にはマニュアルがなく、ひとりひとり包み方が違います。
中には雨の日や湿気の多い日には紙がへたらないようにと、硬い紙を選んで梱包するスタッフもいるんです。
このように想いを込めて大切に梱包した美養品は、
運搬中の振動でも、傷ついたり偏ったりすることなく、お客様の手元に届きます。
そこまで心をこめて作業が行われているなんて、ぬくもりを感じますね。
私も実際にやってみましたが、適切な紙を選べなかったり、手を加えるほど紙がへたってしまってなかなかうまくいきませんでした……汗。
そう、この梱包はまさに、職人技なのです。
その② 再生可能な梱包で持続可能な社会をめざす
現在、あきゅらいずの梱包は紙によるものですが、以前はプラスチック緩衝材の時期がありました。
しかし、プラスチック緩衝材ではかさばってゴミが増えてしまう。
あきゅらいずとしては、他にない技で、安全に美養品をお届けしたい。
そんな想いから、四角い紙の使い方を工夫して、商品を包み込むような梱包技が生まれたのです。
クラフト紙なので、リサイクルできて環境にも優しい資源を使っています。
それだけでなく、なんと段ボールに貼っているテープは、貼ったままリサイクルできるんです!!
(環境のみならず、めんどくさがりな私にも優しい!!)
割れ物に関しては一部プラスチック緩衝材での包装でしか対応できない商品もありますが、このような理由であきゅらいずはなるべく紙での梱包を行っています。
その想いが届いたのか、お客様からはこんなお声をいただいたことも。
「梱包に使われているクラフト紙、捨てるのがもったいないから野菜を包んで利用しています。
何度も使って、そのクラフト紙がクタクタになってきたら、次の商品頼まなくっちゃ、って思うんですよね」
余すことなく利用していただけるなんて、嬉しいばかりです。
終わりに
さて、梱包のヒミツについてお分かりいただけたでしょうか。
今度商品が届いたら、ぜひ梱包にもご注目ください!!
ギフトラッピングも承っているので、プレゼントにもおすすめです。
WEBのコメント欄やお電話で、プレゼントするお相手の事やエピソードなども一緒に伝えていただくと、できる限りの想いを込めてラッピングさせていただいてます。
<ギフトラッピングは無料(透明フィルム+リボン)と有料(エコバック+リボン)をご用意しています。有料ラッピングのエコバックは、季節に合わせた手作りハンコが一つ一つ押されています!ちょっとしたお買い物にも使えるオンリーワンのラッピングです。>
不器用でラッピングが苦手な私は、今度の夏に帰省するとき、友人へのプレゼントとして使ってみたいと思っています♪
大切な方への想いを、ぬくもりあふれる梱包に託してみてはいかがでしょうか。
きっと、手作業の優しさを感じていただけることでしょう。
いよいよ今月から、配属先の商品チームでの研修が本格的に始まります。
ついにあこがれの「ものづくり」の現場へ!
ドキドキとワクワクがいっぱいの6月。
雨にも負けない明るさで、顔晴(がんば)ってまいります!(*^^*)