みなさまは月桃(げっとう)をご存知ですか?
日本では、九州より南の地域に生育している、ショウガ科の植物です。
その葉からは独特な甘い香りがして、花は白くとてもきれいです。
このたび、屋久島の月桃を使った「月桃と森の香り」(ルームディフューザー)を
2019年7月1日(月)から 新発売することになりました!!!!
2019年5月現在、「WAZUKA 季節の香り」として、屋久島の四季折々の農産物から抽出した香りを2ヶ月おきにお届けしていたのですが、発売から4年という節目を迎え、長く続けてくださっている方はもちろん、新たにお試ししたい方にもっと喜んでいただくには、どうしたらよいだろうと考えました。
この4年間で23種類の香りをお届けしてきましたが、島の植物の種類には限りがあります。
であれば、「毎回違う香り」が届くワクワクもよいけれど、
「好きな香り」がいつもお部屋にある喜びにフォーカスしてみよう。
そのような観点から、「WAZUKA 季節の香り」のお届けを終了し、
新たな「香り液」1種類にリニューアルしようと踏み切ったのです。
なぜ月桃の香り?
2018年7月~8月の期間限定で、月桃の葉を原料にした「WAZUKA 季節の香り」を販売していました。
そのとき、お客様から
「月桃と聞いて届くのを楽しみに買いました」「とても良い香りです」
と、嬉しいお声をたくさんいただき、今までお届けした中で大人気だったということが理由のひとつ。
もう一つは、
月桃は屋久島で昔から地域の人々の暮らしの中で愛されてきた植物だということ。
葉の香りがよいので、おにぎりを包むのに使われたり、
ハーブティーとして煎じて飲まれているそうです。
また、化粧品にも使われているので、身近に感じる方もいらっしゃるかと思います。
その月桃の香りを、ディフューザーという形でみなさまにお届けするということは、
「屋久島の森の恵みを活かし、人と森をつなぐモノをつくる」
というWAZUKA商品のコンセプトに、ビビっとあてはまる感じがしたのです。
<↑月桃は花が終わると、赤くてかわいい実をつけます。>
さて、気になる香りですが、
甘い月桃の葉のチンキ液(アルコールに浸け香りを抽出したもの)をベースに
上品で華やかな「鹿児島県産芳樟(ほうしょう)精油(クスノキ葉油)」をブレンドしました。
それらがまざり合い、水彩画のように優しく、晴れやかなハーモニーを奏でています♪
(音に例えるならば、チェロとヴィオラの心地よい中低音のアンサンブルのような香りです。私の脳内イメージ、伝わりますでしょうか…。)
あきゅらいずの「香り液」シリーズには「
ねむりの島の香り」というものがありますが、そちらは穏やかで落ち着く香りなので、名前の通り寝室等でのご使用がおすすめです。
そして、新しく登場する「月桃と森の香り」は、リラックスしつつも楽しい気分でいたいときにおすすめです(^^♪
<左:ねむりの島の香り、右:月桃と森の香り>
たとえば、リビングでの家族団らんや、オフの日のお部屋での大切なひとときに。
森の香りのアンサンブル隊がお供いたします。
こちらは、季節を問わずご用意できる定番商品なので、7月1日に急いでご購入いただかなくても大丈夫です♪
が!!
商品を世に送り出す身としては、
一刻も早く手に取っていただきたく、うずうずしております(笑)
とても良い香りなので、一回のみのご購入はもちろん、
定期便にして季節が移り替わってもいつでも森を感じる心地よい暮らしのお役に立てれば、ものづくり担当者として幸せです。
どうぞご期待ください^^