紫外線対策を本格的にスタートさせる春。最近、「涼草C(すずくさ・しー)」をお使いのお客様から「水分が出てきますが、大丈夫ですか?」というお問合せが増えてきました。
このまま使えるの?大丈夫なの?どうして水分が出るの?という疑問にお応えして、安心して使っていただくための「涼草C」用のトリセツをまとめました。
「涼草C」は「泡石(ほうせき)」の濃密泡洗顔1回で落とすことができる高SPF(=29)を叶えたやさしい弱酸性の日やけ止めです。植物由来の原料にこだわって作っているため、他の日やけ止めと比べると保水力が弱くなっています。
高温多湿で長期間保管したり、保管状態が変化(気温が上下する)したりすると、クリーム自体から水分が離れてしまいます(イラスト参照)。そのため、容器の中で水分が発生しやすくなるので、使い始めの際に出てくるというわけ。
実はこの現象、ジャムの保管に起きることと似ています。保管時の気温の変化などの外的要因が加わると保水性が弱くなって、ジャムの一部が水っぽくなることがあります。ですが、この水分は元々含まれているので品質上問題はなく食べられます。
では、UVクリームの場合この水分はどうすればいいのか___商品担当内藤に聞いてみました。
「この水分はUV効果に影響を与えるものではないので、出てきた水分は出し切ってクリーム状になった部分からお使いいただいて問題ありません。水分がごく少量の場合は、手のひらでクリーム状の部分と混ぜてお使いいただてもOKです」とのこと。
水分が多く出るとちょっと不安になってしまいますが、ご安心くださいね。
「水分が出てきた」とご連絡をいただくお客様のお声を見てみると、量のバラつきがあるようです。内藤によると「容器を横にして保管していると、容器の中に存在する空気に触れる部分が広くなるので水分が発生しやすい状態になります。また、毎日のご使用ではなく不定期にご使用される場合も水分が発生しやすくなります」とのこと。
それを防ぐには「立てて保管し、開封したら早めに使い切ること」をおすすめします!
洗面台の引き出し、ポーチの中ではなかなか立てて保管は難しいかもしれませんが、なるべく立てて保管する工夫をしてみてください。
これから気温が上昇してきます。ナイーブな「泡石」と同様、高温多湿は避け、直射日光の当たらない、風通しの良い場所で保管してくださいね。
イラストの保管方法を参考にして、春夏も気持ちよく「涼草C」をご愛用ください。
konomi
編集制作ディレクター 会報誌『すふふ』&『haten』編集長
3ステップはどれも大切な相棒/あきゅらいず最年長。還暦超えの年齢肌を維持し続けることが最大の目標。趣味はは長風呂と腸活。「風呂上がりのビールを美味しく飲んでストレスをリセットする毎日。白湯は1日1.5L目標に愛飲中。趣味はLIVE鑑賞、若者カルチャー考察。