「潤いなんて自分の皮脂で充分だろ!」 骨太男子のスキンケア論は意外にナチュラル志向だった!!

男の本音調べ隊

2014/05/30

今回取材したSくん。
「今までどんな取材をしたの~?」
と言っていたので、今までの男子たちの取材をみせたところ、一言。
「潤いなんて自分の皮脂で充分だろ!」
 
…野生児!(゜ロ゜)
 
私の海外旅行仲間のSくん。23歳。
そういえば、海外にいるときは3日間シャワーを浴びないなんてこともしばしば。
 
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旅中の一枚。
このくるくる頭はパーマではありません。
地毛なのです。
 
「自分の体や頭を洗うとき、石鹸を使っていないよ。
体も髪もお湯ですすぐだけ
足はくさいから石鹸使っているけどね~」
 
……(・_・;)(足をちらっと見る私)
それって匂わないの?と思い、
勇気を出して頭のにおいをかいでみましたが、匂わない!
そして、髪質もつやつやしていて割ときれいな感じ。
 
「去年淡路島のお祭りで、ヘッドスパをしてもらったときに、
『あなた髪も地肌もすこやかね。いつも何を使っているの?』と聞かれたんだよね。
そのとき使っていた粘土のシャンプーの話をしたら、
『粘土シャンプーでこんなきれいな髪質なら、お湯だけで充分かもね』
と言われたんだ!
最初は、『お湯だけ?!』ってびっくりしたんだけど、試してみたらぬめぬめしないし、
かゆくないし、なんだかいい感じだなということに気づいた。
それから俺はずっとお湯だけで洗っているよ。」
 
あきゅでも流行った『湯シャン』。
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『幕ノ内がわ新聞』。
あきゅの会員様に商品と一緒にお送りしている手作り感たっぷり、知恵たっぷりのお便りです。
 
『湯シャン』とは、洗髪をする際にシャンプーを使わず、お湯だけで洗うこと。
現代人からみると「え~、それは野生児だからできるんでしょう?!」と思いますが、
実は、福山●冶さんや、タモ●さんも実践されていたり、
髪のプロ!美容師さんにも湯シャンが多いという。
 
「へ~湯シャンっていうんだね!
じゃあ男はだまって、湯シャンだよ。湯シャン。
化粧水とかぱたぱたやるのはちょっとな~。
その前に自分の体を整えなさいな。」
 
自分の体を整える。
まずは自分の体の中から潤いをだせるような体をつくる。
そのために落としすぎない洗い方にこだわるSくん。
ちょっとやりすぎ感はあるけど(笑)、
あきゅが大切にする『「三スギ」の悪循環を断ち切ろう』という考え方にちょっと近いのかも。
※「三スギ」とは…洗いスギ、つけスギ、塗りスギのこと。
 
「湯シャンだけでも匂わなくなったのは、
哺乳類を食べなくなったから……というのもあるのかもな。」
 
……哺乳類?!(゜ロ゜)
話が飛びすぎでついていけません!(笑)
それはどうゆうことでしょう?
 
「自分でヤギをさばいた経験とか、
中東やインドへたくさん旅にいっていた影響で
四足の動物が食べられなくなっちゃったんだよね。
食べると次の日体に違和感があったり、おなかを下したり……。
でも、哺乳類を食べなくなってから変な匂いを発しなくなった気がするんだよな。
性格も穏やかになった気がする。」
 
鶏肉以外のお肉を食べられない、ベジタリアンのSくん☆
野菜を選ぶときも、有機野菜や自然栽培の野菜など体に優しいものを選ぶそう。
その心は?
 
「自分の体に入ってくるのをイメージすると、自然と何が食べたいのかがわかる。
化学薬品をたっぷり使ったハンバーガーが体の中に入ってくるところを想像してみてよ。
なんだか気持ち悪くならない?
弁当の裏とか見ると、
よくわかんない物質がたくさん書いてあって、食欲をなくすんだ。
よくわかんないものが体に入っていくのを想像してみてほしい。
石鹸とかも同じだな。
体に触れるのを想像しても心地よいと思えるものを選びたい
大学生のころは体を洗う石鹸とかも
なるべくナチュラルで体にも地球にも優しいのを選んでいたよ。
今はお湯だけだけどね。」
 
ほほ~!
何かを選ぶとき、体に入っていくことを自然にイメージしているんですね!
そういえば、昔から粘土石鹸やみつろうを使ったものなど
体にも地球にも優しいものを選んでいましたよね~!
どうして、そう考えるようになったんでしょう?
 
「旅をして、世界って自分の今とつながっているなって強く思ったんだよね。
なんで繋がってるって思ったかと聞かれるとうまく説明ができないんだけど、
いろんな人と話して、経験して、学んできたからこそ、降りてきた答えなんだ。
自分の今の選択で、誰かに迷惑をかけたくないっていう思いもある。
だからこそ、地球にも環境にも優しいものを選べる自分でありたいんだ。」
 
 
 
 
自然に寄り添い、生きる。自分の体の声を聴く。
自分の体や、今立っている地球に対する愛をしっかり持って、
自分も世界も大切にできるものを選んでいる姿に感動してしまいました!

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将来は「百姓になりたい!」というSくん。
仕事がおやすみの日に、いろんな地域を飛び回り畑や田植えのお手伝いをすることが一番の楽しみ。
 
最初はただの野生児だと思っていましたが(笑)
話さないとわからないものです。
ぜひ、みなさんも隣の男性に「男性のスキンケア事情」、ぜひ聞いてみてくださいヽ(´∀`*)ノ
 

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