Vol.223 梅雨におすすめの食物

湯 忠立先生

2018/07/11

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梅雨におすすめの食材をご紹介しましょう。
 
【緑豆】
古くから「世を救う穀物」と呼ばれています。性質は甘、寒。体内の熱を冷まし、渇きを止め、五臓の働きを調えるなどの効能があり、暑気あたり、水腫、食中毒を防ぐといった作用があります。
 
【大豆】
性質は甘、平。脾や腸の働きを調え、水腫や腫れ物を取り除く作用があります。タンパク質やその他の栄養成分が豊富で、「豆の王」と呼ばれています。
 
【小豆】
性質は甘・酸、平。中国の病院では、水腫、腎臓病、脚気、黄疸、下痢、便血、腫れ物などに対する食事療法として使われています。 
 
【冬瓜】
薬食兼用の野菜で多くの効能があります。性質は甘・淡、涼。暑さによる渇きや咳、水腫、脚気、腹水など腹部飽満、糖尿病、にきび、しみ、脱肛、痔などの治療に用いられます。また酒や魚の解毒作用もあります。現代医学でも、血糖値や血圧を下げる効果が認められ、腎機能を保護する作用も証明されています。
 
【ハトムギ】
体内の余分な湿を取り除き、水分代謝を調えて、消化機能を活発にし、全身の痺れを取り除くなどの作用があります。また肌を滑らかにして皺をなくし、しみを取り除く効能もあり、にきびや肌荒れにも効果があります。さらに紫外線を吸収する作用もあるので、ハトムギを加えた化粧品は紫外線対策にも有効です。その他、髪に栄養を与えて抜け毛を防ぎ、艶やかにする作用もあります。
ハトムギは穀物の一種ですが、煮ることによって吸収しやすくなるので、疲れやすく元気がない人はたくさん食べると良いでしょう。また、タンパク質分解酵素を豊富に含んでいるので、長く食べ続ければ皮膚の角質化やいぼ、肌荒れにも効果があります。 
 

※記事の無断転用は禁じます。

この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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