Vol.232 五臓の話2「心」

湯 忠立先生

2018/09/12

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五臓
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「心」の中心となるのは心臓です。この系統には小腸・脈・顔・舌などが含まれます。現代医学の循環器系全体の働きと脳の機能の一部を心の機能と捉えています。

具体的な役割としては
1.血液の循環を維持する。
2.精神・意識の活動をコントロールする。
という二点が挙げられます。

1の血液の循環に関しては理解しやすいと思いますが、2の精神・意識活動との関係は中国医学独特といえるでしょう。しかし「血気盛ん」とか「心気が衰える」といった表現があるように、心・血・精神は密接に関係していることが解ります。心がダメージを受けると、動悸・息切れといった心臓の活動の不調だけでなく、不眠や物忘れ・情緒不安定などの症状も現れます。特に、小腸や顔・舌など同系列の部分に影響が出やすくなるので、逆に症状から原因を判断することもできます。
 

※記事の無断転用は禁じます。

この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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