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Vol.233 五臓の話3「肺」

湯 忠立先生

2018/09/19

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今回は「肺」です。
中心は肺臓で、大腸・皮膚・鼻・毛穴などがこの系列に入ります。現代医学の呼吸器系統全体を肺の機能と捉えることができますが、それだけではありません。

具体的な役割は
1.呼吸をコントロールする。
2.全身の気を調整する。
3.体内の水液代謝の中心的な役割を果たす。
4.心を助け血を全身に巡らす。
などです。
 
呼吸によって取り入れた新鮮な空気から新たな気を作り出し、呼吸のリズムに合わせて気の活動を調整しているというイメージが分かりやすいでしょうか。
肺がダメージを受けると、咳や痰といった呼吸器系の症状だけでなく、肌荒れなど同系列の皮膚にも影響を及ぼします。
 

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この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。