Vol.260 免疫力24

湯 忠立先生

2019/03/27

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毎日の食事を楽しく、美味しく食べるには、ゆっくり味わいながら食べた方が良いのは当然ですね。しかし現代は全てがスピードアップして、手軽で簡単に食べられるものが好まれています。そして一回の食事で噛む回数が、以前に比べて激減しているそうです。実はこの「噛む」ということは、単に食物を身体に取り込むためでなく、多くの役割・効果があるのです。
 
よく噛めば自然に唾液の分泌が多くなります。唾液にはアミラーゼなどの消化酵素が含まれているので、ここで第一段階の消化をすることで胃腸への負担を減らすことができます。また唾液には殺菌作用があるので虫歯や口臭を防ぐ効果もあります。更に、よく噛むことによって脳が刺激され認知症の予防にも繋がります。それに加えて、よく噛んでゆっくり食事をすると満腹中枢が刺激され、少なめの量でも満腹感が得られます。ということは肥満の防止にも役立つということになります。
 
食べ方をちょっと意識するだけで、食事の効果にこれだけの違いが生じるということをぜひ覚えておいてください。
 

※記事の無断転用は禁じます。

この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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