東洋医学的暮らし方
Vol.278 ワインの効能

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生
2019/07/31
前回、ビールについて書きましたので、今回はワインです。しばらく前にワインに含まれるポリフェノールが身体に良いと評判になったことを覚えている方も多いでしょうね。
中医学的にいうと、赤ワインは温性で体を温める作用があります。その他、気や血の巡りを良くする働きもあり、動脈硬化の予防や美肌効果も期待できるといわれています。また原料となるブドウの種類によって、酸・甘・渋・辛と味が異なるので、五臓への作用もさまざまです。
白ワインは赤ワインほどポリフェノールは多くありませんが、やはり温性で身体を潤す効果が大きく、浮腫みの解消に役立つほか、殺菌作用もあります。


最近見かけた記事によると「玉ねぎワイン」が話題になっているようですね。生活習慣病の予防や老化防止、その他多くの効果があるということです。玉ねぎに関しては前にも書きましたが、確かに多くの効能を持つ食材です。ワインとの相性も良いのですが、わざわざ薬酒にしなくても、美味しい料理の組み合わせを考えた方が薬膳的かもしれませんね。

この記事の投稿者
薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生
中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。