Vol.107口は災いのもと

湯 忠立先生

2016/02/24

「口は災いのもと」といいますね。
不用意な発言は自分自身に災いを招く結果になるから、言葉は十分に慎むべきだという戒めと説明されています。
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でもそれだけではないと思います。
口から出ていく言葉が災いのもとであると同時に、口から入って来るものにも充分注意しなければなりません。

中国医学の古典『黄帝内経』にも、多くの病気は口から入るとして、病気を治療する際は普段の食事の様子を調べなければならないと書かれています。

これは、食あたりや食中毒だけでなく、日常どんな食事をしているかが病気の発生に大きく関係しているということなんです。
逆に言えば、食事に注意していれば病気になりにくいということになりますね。

また、病気を治す時も、食事療法を中心にじっくり治療していけば、根本的に快復していけるということになります。
口から出入りするものに充分注意していれば、「口は災いのもと」でなく、「幸せのもと」にすることができるんです。

※記事の無断転用は禁じます。

この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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