Vol.143 薬膳の料理

湯 忠立先生

2016/12/ 7

中国料理には実に様々な料理法があります。
一口に煮る、焼く、炒める・・・と言っても、火加減や時間が微妙に違っていたり、食材の切り方にも多くの工夫が見られます。


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色や香りが良く、見た目も綺麗な料理は確かに食欲をそそりますね。
でも調理の目的はそれだけではありません。

この食材はどんな食材と組み合わせたらより美味しくなるか。
どんな形に切って、どんなふうに熱を加えたらより栄養価が高まるか。
より美味しく、そして健康に良い料理を追求するなかで、様々な調理法が編み出されてきたのです。
 
では、長い間の経験の積み重ねから、調理前の下拵え(「炮制」といいます)と様々な調理法を組み合わせて、より効果的な料理を作り出してきました。

それは、
・食材を柔らかくして食べやすく、消化しやすくする。
・雑菌を取り除いたり、副作用を抑えたり、毒性を取り除く。
・食材の持つ特性を変えたり強くする。
といった目的で調理法が決められます。

薬膳では、何を食べるかという食材の選択だけでなく、その調理方法も大切なポイントだと考えているのです。

※記事の無断転用は禁じます。

この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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