Vol.211 春の睡眠

湯 忠立先生

2018/04/18

「春眠暁を覚えず」といいますが、春は何となく頭がボーっとする季節でもありますね。だからと言って、ただ寝ていれば良いということではありません。これもまた肝の働きの異常によって「陽」の気が体内で上昇し過ぎることで神経が高ぶってしまい、正常な睡眠が取れず不眠の状態に陥ってしまうのが原因の一つでもあるからです。ですから単に睡眠時間を増やすだけでは改善されません。大切なのは、春に合わせた生活のリズムを整えることです。
 
春は早起きもそれ程辛くなくなる季節ですから、いつもより少し早く起きて朝の散歩をしてみましょう。朝の新鮮な空気を吸うと「肝」の「気」のめぐりが良くなり、1日を快適に過ごすことができます。そして日中はできるだけ活動的に過ごし、夕食後はゆっくりと過ごすと良いでしょう。そうすることで肝の状態も落ち着いて、ぐっすりと深い眠りにつけることになります。

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この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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