Vol.231 五臓の話1

湯 忠立先生

2018/09/ 5

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中国医学では、五行理論によって五臓を中心として体内を五つの系統に分けることが出来ると考えています。西洋医学で五臓といえば心臓、肝臓、腎臓などの臓器そのものを指しますが、中国医学では、肝・心・脾・肺・腎は単なる臓器というだけでなく、それぞれ独自の機能・役割を持っているとしているのです。しかも五臓はただ単独で活動しているのではなく、互いに助け合ったり、互いの活動を制御したりしながら、身体全体としてのバランスを保つように働いています。逆に言えば、身体のどこかに不調があるときは、このバランスが崩れているということになります。どの系統の活動が衰えているのか、あるいはどの系統間のバランスが乱れているのか、それを見極めて調整していくことが中国医学の治療なのです。
 
次回からは、それぞれの系統について詳しくお話ししますが、心・肺・脾・肝・腎は、臓器そのものを指すのではなく、中国医学の概念に基づいていることに注意してください。
 

※記事の無断転用は禁じます。

この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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