すはだのコンシェルジュ
日焼け止めのSPFは高い方がいい?!選び方・使い分け【すはだ天気予報】

いわた
2025/05/ 1
瑞々しい草花に爽やかな風が心地よい立夏。
暖かな陽気は、紫外線量が強くなっている証拠です。外出時、日焼け止めを塗って出かけるのは、数年後、肌の健やかさを保つための自分へのご褒美になります。
今回のテーマは「日焼け止め」です。
日焼け止めを選ぶとき「肌への負担を考えるとSPFは低い方がいい」「SPFが高い方がいい」など、さまざまな情報があり、迷う方もいるのではないでしょうか。
そんな日焼け止め選びで迷うあなたに、すはだトレーナーいわたが、日焼け止めの選び方、SPFやPAについて紹介します。
日焼け止めは使用シーンで選ぶ
あなたは何を基準に日焼け止めを選びますか?
本来、日焼け止めは「いつ・何をするときに」使用するかで選ぶもので、シーンに応じて使い分けるのが正解です。
ちょっとした買い出しやお散歩などの短時間の外出なら、軽めのSPFでも十分です。 反対に海や山へのレジャーなどで長時間お出かけする際には、十分な対策が必要になります。
シーンに応じて、適切な日焼け止めを選ぶことで肌への負担を抑え、コンディションをキープするポイントになるので、詳しく説明します。
参考:環境省「紫外線 環境保険マニュアル2020」
日常紫外線をカットする|SPF10前後
日常紫外線とは、通勤や近所へのお買い物など、暮らしの延長線上にあるシーンのことをいいます。
長時間、直射日光を浴びるわけではないので、SPF10前後あれば、じゅうぶん紫外線防止は可能です。
けれど、日光がさんさんと差し込む、日当たりのいいリビングや職場など室内で過ごす人は要注意です。 室内でもカーテンやガラスを通過して紫外線は入ってくるため、気がついたときには日焼けしてシミをつくってしまう可能性があります。
普段、過ごす環境によっては、室内でも日焼け止めを塗った方がいいケースがあることをお忘れなく。
屋外での軽めの活動・運動|SPF10〜30程度
健康のために、外で運動習慣がある人もいます。
運動でなくても庭仕事や愛犬、お子さんと散歩するなど、屋外で一定時間、直射日光を浴びる機会があるときは、SPF10〜30程度の日焼け止めを選んだ方がいいでしょう。
真夏のレジャー・海や山|SPF30〜50+
夏は一年の中で最も紫外線量が多く降り注ぐシーズンで、全国的に真夏は35℃を越える猛暑日となる日が増えてきました。
このように暑い季節に長時間屋外で過ごす日は、SPF30〜50 +程度の日焼け止めで肌を守りましょう。
特に海や山など紫外線が強い環境で過ごしていると、汗をかく、水に濡れるなどで日焼け止めが落ちていることがあります。一度、日焼け止めを塗ったからと安心せず、塗り直しや塗り重ねを心がけましょう。
紫外線防止時間を表す|日焼け止めのSPF値
日焼け止めを購入する際、「数値が高い方が効果がありそう」という理由で選びがちです。
SPFやPA値を正しく理解すると、自分にとってのベストな日焼け止めを選べるようになるため、確認しておきましょう。
参考:環境省「紫外線 環境保険マニュアル2020」
SPFとは
SPFとは、Sun Protection Factorの略で、肌に炎症を引き起こすUV-B波の影響をどれだけ遅らせることができるか時間を表す数値です。
SPFは最高「50+」まであり、紫外線防止効果の持続時間を表すもので、akyriseではSPF1=約15分としています。
日常生活で一日中、直射日光を浴びることはまれです。
akyriseは、紫外線と上手に付き合っていくために、次の3つを大切にしています。
・日常紫外線に十分なSPF値で肌を守ること
・洗顔石けん「泡石」で落とせる処方であること
・保湿効果の高い日焼け止めであること
日常紫外線を防止することを前提につくった日焼け止めでは、SPF10~30あれば十分という考えのもと、商品開発を行っています。
PAとは
PAは、Protection Grade of UVAの略で、肌のハリや弾力を支える真皮にダメージを引き起こすUV-A波の防止効果を表す数値です。
PA値は「PA+」から「PA++++」で表示されます。
日常生活で浴びるUV-A波をカットするには、「PA++」で十分とされています。
UV-A波は、比較的涼しい3月ごろから増え始める紫外線です。 まだ夏じゃないから大丈夫、と油断をしているとうっかり日焼けを招くので気をつけましょう。
参考:日本化粧品工業会「紫外線についての基礎知識」
石けんで落とせるakyriseの日焼け止めの特徴
akyriseの日焼け止めは、洗顔石けんで落とせる「涼草(すずくさ)」と「涼草C(すずくさしー)」の2種類があります。
いずれも、洗顔石けん「泡石(ほうせき)」の濃密泡洗顔1回で落とせます。 クレンジング剤を使わず落とせる日焼け止めで、オフする際の肌への負担を最小限に抑えられるのが特徴です。
それぞれ、特徴や違いをまとめてみました。
涼草 | 涼草C | |
SPF・PA |
SPF14・PA++ | SPF29・PA++ |
通常価格 |
3,190円(税込) | 3,490円(税込) |
仕上がり | ワントーン明るい仕上がり | 色のつかない透明タイプ |
使い心地 |
みずみずしい潤いを感じる ハーフマットな仕上がり |
しっとりした潤いを感じる ツヤのある仕上がり |
SPF値や仕上がり、使い心地が異なるため、活用シーンや仕上がりの好みで選べます。
季節を問わず、毎日使える日焼け止めを目指して開発を行い、次の4つのフリーにこだわりました。
・紫外線吸収剤
・パラベン(防腐剤)
・香料
・着色料
和漢ハーブなどの保湿成分配合のスキンケアUVで、1日の終わりにたっぷりの濃密泡洗顔で簡単にオフできる♪と人気の日焼け止めです。
SPF値が低くても日焼けはしない
前述した通り、SPFはシーンに応じて選ぶことが重要で、SPF値が低いから日焼けするということはありません。
「日焼け止めを塗っていたのに、焼けてしまった」という場合、日焼け止めの塗り方や使用量に原因があることが多いため、確認してみましょう。
紫外線防止効果を発揮するためには、ムラなく、肌を覆う十分な使用量を使う必要があります。
ベタつく・たくさん使うともったいない・時間がなく急いでるから、という理由で、ムラづきしていたり、少量を薄く伸ばしたりしている、ということはありませんか?
ドキッとした方は、トレーナーしんじょうの記事もご覧ください。
日焼け止めに関するよくある質問
紫外線から肌を守り、健やかな素肌をキープするため、日焼け止めに関する疑問は解決しておきましょう。ここでは、よくある質問をご紹介します。
・日焼け止めの使用期限はありますか
・日焼け止めの塗り直しは必要ですか
日焼け止めの使用期限はありますか
一度、開封した日焼け止めは、長期間置いておくと酸化して品質が劣化している可能性があります。そのため、なるべくワンシーズンで使い切ることをおすすめします。
akyriseの日焼け止めは、1本あたり毎日、使用して1ヶ月〜1ヶ月半程度で使い切れる容量です。日常紫外線をカットするために生まれた日焼け止めのため、朝は日焼け止めまでがスキンケアと思って、活用してみてくださいね。
日焼け止めの塗り直しは必要ですか
日焼け止めは、表示のSPFにかかわらず2〜3時間おきの塗り直しを推奨しています。
「汗をかく・手で顔に触れる・洋服で擦れる」などで、日焼け止めがとれてしまっていることがあり、十分に紫外線防止効果を保てていない可能性があるからです。
シミを増やしたくない、焼けたくない、シワ、たるみを防止したいと考える方は、こまめな塗り直し、または塗り重ねをおすすめします。
日焼け止め選びはシーンに応じた使い分けが正解
今回は、日焼け止めを選び方について紹介しました。
紫外線からお肌を守るため、日焼け止めは活用シーンに応じて選ぶことが重要です。
自分の肌に合った日焼け止め選びや、塗り方がわからない・・・、という方は、無料オンライン相談「すはだのコンシェルジュ」にご相談ください♪
すはだトレーナーがあなたの肌と希望の仕上がりに合わせて、一緒に日焼け止め選びをお手伝いいたします。上手な日焼け止めの塗り方などもレッスン可能なため、ぜひご利用ください。
※「すはだのコンシェルジュ」とは
akyriseのトレーナーに、直接商品の使い方やお肌悩みのケア方法について相談できる無料オンラインサービスです。
すはだのコンシェルジュを担当する「すはだトレーナー」が発信するブログです。
お肌への季節の影響を知ることで、お肌悩みを減らし、予防できることをお知らせしたい!という想いから生まれました。四季を楽しみながら、すはだをケアするヒントをお伝えします。
※2024年5月頃から、お届けする商品のパッケージ、また裏面の会社名及び会社住所を順次変更して参ります。

この記事の投稿者
いわた
すはだトレーナー
好きな美養品は「涼草C(すずくさしー)」。 見た目はおっとり?陽気な性格だけど、気になったものはトコトン突き詰める研究肌。 Tゾーンはテカテカ、頬はカサつきやすく、毛穴も詰まりやすい肌質です。 つるんとしたなめらか肌を目指して、いまもコツコツケアしています♫ 前職の美容部員時代から数え、美容歴18年。対面でのお客様対応からSNSライブ配信や動画制作に加え、「すはだのコンシェルジュ」のトレーナーを担当。 大人の美養は体のケアから!とひしひしと感じ始めたお年頃。健康美容のためにも体重、食事コントロールからエイジングケアを開始しました。