あきゅらいず

Vol.42 風邪の初期に薬を使わない方法

湯 忠立先生

2014/10/22

風邪をひきそうなとき、薬を使わずに以下の方法で予防しては如何でしょう!
 
A.食酢熏蒸法
(風邪が流行しているとき、家族に風邪気味の人がいる場合に)
 
窓を締め切り、1立方メートルあたり5~10mlの食酢を水で2倍ほどに薄め、弱火にかけて2時間ほど蒸気を出します。毎日あるいは1日おきに続けると室内の空気が消毒され、感染の予防になります。(この方法は、花粉症やある種のアレルギー症状にも有効です) 
 
B.迎(げい)香(こう)穴(けつ)按摩法(あんまほう)
(風邪の初期によくみられる鼻水・鼻づまりに)
 
鼻の両側にある「迎香穴(鼻翼の外側、最下端のツボ)」を50回、鼻が少し熱く感じられるくらいマッサージします。
1日2~3回繰り返せば、鼻の通りが良くなって症状が緩和します。

これで風邪の感染を防止することができます。

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この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。