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Vol.154 アミノ酸の種類

湯 忠立先生

2017/02/22

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人体を構成するアミノ酸は約20種類あります。これらのアミノ酸は自然界に存在しますが、すべてが体内で作り出せるわけではありません。体内で合成されない8種類のアミノ酸を『必須アミノ酸』、その他を『非必須アミノ酸』と呼んでいます。必須アミノ酸は体内で合成されないので、食物から補給しなければなりません。また体内で合成されてもその原料が必須アミノ酸で、必須アミノ酸のような働きをするものを準必須アミノ酸と呼ぶこともあります。(アルギニン、シスチン、チロシンなど)

必須アミノ酸 非必須アミノ酸
イソロイシン アルギニン
ロイシン アラニン
リジン アスパラギン酸
メチオニン アスパラギン
フェニルアラニン グルタミン酸
スレオニン グルタミン
トリプトファン グリシン
バリン プロリン
(ヒスチジン) セリン
  シスチン
  チロシン

(*注:ヒスチジンは体内で合成されますが、発育が盛んな幼児の食事に欠かせないことから必須アミノ酸に加える場合もあります)

少し専門的ですが、アミノ酸にもいろいろあることがお分かりいただけると思います。

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この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。