Vol.248 免疫力12

湯 忠立先生

2019/01/ 2

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私たちの体内では、陰陽のバランスは絶えず微妙に変化しています。長いスパンで見ると、生まれてから成長期の間は陽(活動力といった意味で捉えてください)が盛んですが、年を取るにつれて陽は衰えていきます。また一日で見ると、陽気は早朝に盛んになり始め、昼をピークにして午後は次第に衰えます。したがって、日中は体内活動も活発ですが、夜は休息が必要になるのです。
 
このような変化は時間だけでなく、生活する環境の影響も受けます。例えば湿度が高く暑い地方では肌の肌理が粗くなり、寒冷地方では肌理が細かくなるといったことがあります。
 
私たち人間は自然界の中で生活しています。そして自然界という全体から見ると人間はその構成要素の一つに過ぎません。絶えず他の構成要素の影響を受けながら、それに対応して存在を維持しているのです。私たちの体内の陰陽バランスは、季節や環境の影響を受けながら微妙に変化しています。それでも何とか生活していられるのは、体内の調整機能が働いているからです。こうした対応力を高めることが免疫力強化に繋がっていくことになります。
 

※記事の無断転用は禁じます。

この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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