【ネパール体験記】食べ物・観光編。そして、震災後のネパールの今...

市原

2016/01/28

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きのね

前回のブログ
でネパールへと舞い降りた、商品チームの内藤と私。
 
恥ずかしながらネパールに行く機会をいただくまで、ネパールは未知の国。
 
観光って何が有名なの?
食べ物ってどんなの?
首都はどこだ?? 言語は・・・?
というように、ほぼほぼ何も知りませんでした・・・(恥)
 
そんな私が見てきたネパールを、今日は写真とともにご案内!
言うよりも、写真に語っていただきましょう。

 

◆ 食べ物編

定番の食事といえば、こちらのネパールの定食「ダルバート」。
darubato.JPG
「ダル」と呼ばれる豆のスープや、野菜の炒め物のワンプレート。おかわりは自由です。
スパイシーな香りはしますが、香辛料もさほど強くなく日本人の口にも合います。
現地の人たちは、右手で上手に混ぜて、食べていきます。


そして、こちらが「ダヒ」。ヨーグルトです。とっても濃厚で、まるでチーズケーキのよう!!
dahi.jpeg
これは世界遺産の街バクタプルへ行ったときに食べた「ダヒ」なのですが、バクタプルのものは特に絶品との噂!しかも、この素焼きの器に入っているんです。みんなでシェアしていただきました。ツアー参加者の中にはこの器を日本に持って帰った(!)方もいらっしゃいました。

 
他にも、甘いミルクティーの「チャイ」、カレー味のジャガイモを薄皮で包んで揚げたおやつ「サモサ」、ネパール版餃子の「モモ」・・・などなど、ネパールの食事も堪能させていただきました。


chai.JPG
甘くて温か~いチャイ。これで、日本円に換算すると10円程!

 
samosa.JPG
見えづらいですが・・・奥に見えるのがサモサ。
手前のドーナツのような揚げ菓子はセルロティ。もっちり食感で甘さ控えめ。

 
あぁ・・・またネパールに行きたいなぁ・・・(心の声)
 
 

◆ 観光編

スタディツアーの合間に観光地も訪れました。観光地の各所にも2015年4月に起きたネパール大震災の爪痕が残っていました。
 
首都カトマンズにある寺院。ヒンドゥー教と仏教が混ざり合うネパール。各所に寺院があります。
jiin.JPGこちらの寺院は、震災で建物の一部が崩壊。写真の中のパネルが元の姿なのですが、てっぺんがなくなっていること、周りを囲むレンガが崩れて、修復中であることがわかります。
 

世界遺産の街、バクタプルへ。
かつて王都があった地で、旧王宮も残っています。
bakutapuru.JPG
 
 
こちらのバクタプルでも震災で崩れた建物があちこちに見られます。
bakutapuru2.JPG
こちらは木のつい立て棒で支えている状態。世界遺産の中には、修復が進んでいないところも多々あり、以前の状態のパネルが設置されていました。
 

pashumina.JPG
ネパールのお土産といったら、パシュミナ。色鮮やかで美しいストールです。
色も柄も多種多様で選ぶ楽しみがあります。肌触りもなめらかで気持ちがいい。
 

◆ ネパール大震災後の今・・・

2015年4月25日。ネパールでマグニチュード7.8の大地震が襲いました。
ネパールでは通常の生活を取り戻し始めているようですが、観光編でもお伝えしたとおり、今もなおその爪痕は街の至るところで見られます。
 
バクタプルの街の中。
bakutapuru3.JPG
 
震災によって使用不可となったヘルスポスト(地域医療を担う施設)
healthpost.JPG
 

さらに、現在ネパールでは政治的な背景により、深刻なガソリンなどの燃料危機も起こっている現状もあります。
gas.JPG
ガソリンを手に入れるために、道路に列をなす車。一車線をふさいでいるため、交通渋滞もあちこちで起こっています。
でも、ネパールの方の性格なのでしょうか、喧嘩やイライラと声を発する訳でもなく、渋滞緩和できるようにひとりひとりが交通整理を始めたり、声を掛け合ったりしていました。
このように、じっと待ち、自分たちでどうにかする力がネパールの方は強いように思いました。
 
 

◆ ネパールスタディツアーを終えて・・・

今回、ADRA JAPANが行う“ 口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)医療チーム派遣事業 ” (前回のブログ参照)の活動を見学するだけでなく、ネパール大震災の影響もこの目で見ることができました。

街の中を一見すると、生活を取り戻しているようにも見えますが、まだまだ復興の手が行き渡っていないところも本当に多くあります。そこには政府の援助はなかなか望めないという状況もあるのです。

あきゅらいずとネパール。
これまでも、これからも、ご縁のあるこの地に、あきゅらいずとしてお手伝いできることは何かを探りながら、関係を繋げていきたいと思っています。

ネパールを訪れるまでは、ネパールについて知っていること、伝えられることが何も無かったのに、今では沢山あります。
このような貴重な機会をいただいたことに感謝して、まずは今の私にできる「ネパールについて伝えること」でお返しできればと感じながらこのツアーを終えました。


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ちなみに「香風」の精油の原料地も、もちろん視察に行ってきました!
詳細は商品チームの内藤が来月、「ものづくりの現場から」ブログにアップ予定です。
ぜひ、ご覧くださいね。

★★参考ページ★★
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この記事の投稿者

市原

プロジェクトマネジメントチーム

「きのね かっさ」がお気に入り☆/毎日おでかけ前に玉粉肌のナチュラルベージュ/音楽と映画と本が好きです。

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