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暮らしの中にあるモノの美しさと手作りのあたたかみを大切に、もっと自分を磨いていきます

すふふ編集部

2014/09/ 1

【お客様インタビュー Vol.19 わかな様(仮名/35歳)あきゅ歴4年10ヶ月】

今回、わかな様に『す ふ ふ』のインタビューをお願いしたきっかけは、会社宛に届いた1枚の案内状。わかな様の個展の個性的な案内状を見たスタッフが「とっても素敵なお客様!」と話題になりました。
細やかな手仕事をなさるわかな様に興味惹かれた『す ふ ふ』チームは、京都へ向かいました。
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日常の中にあるモノの、さりげない面白さや美しさを活かしたい

わかな様が作品づくりを始めたのは8年ほど前。25歳の時に美術専門学校に入り、3年目の時に版画を始めたそうです。

「もともと絵、イラストなど美術に興味があったんですよ。ちょうど当時の仕事がひと段落したタイミングと、両親から『好きなことをやったら?』という励ましもあって、ずっと憧れていた美術の勉強を始めました」

わかな様は、『コラグラフ』という色々な素材を版に貼り付けてコラージュし、その凹凸にインクを塗って刷る紙版画をつくっています。
 
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スタッフくどう「わぁ~!細かい!一つひとつのかたちや色は不揃いですが、等間隔に並んでいるからか統一感がありますね」
わかな「全体のバランスと素材の特徴を見ながら、いろんなかたちに切っていくんですよ」 
スタッフくどう「コラージュのもととなる素材は何を使うことが多いですか?」 
わかな「お菓子の箱や包装紙、ティッシュなど日用品のパッケージを使います。キラッとして見えるのはガムの包装紙、数字があるものは賞味期限の部分をあえて切り取って使ったり!」 
スタッフくどう「面白いですね!普通なら捨ててしまうモノだし、あまりじっくりと眺めたことがないかもしれません......」 
わかな「作品はできるだけ日常の中にあるモノでつくりたいんです。普通なら捨てられてしまうモノや工業デザインなど、部分的に見ると面白さがあったり、きれいだったりするので、それに合わせてつくっていきます」
 
「つくり込む」というよりは、すでにあるモノを「活かす」作品づくりを続けるわかな様。
作品をより身近に感じていただけるように、個展は懇意にしている町屋のギャラリーを会場に、居間やお手洗いなどの住空間にも展示しているそう。

手作り感のある「ダサかわいい」パッケージが新鮮でした(笑)

身近にあるモノのパッケージデザインを観察し、面白さや美しさを見出すわかな様にとって、あきゅらいずのモノづくりはどのように映っているのでしょう?

「以前の『玉粉肌(たまごはだ)』(※当時)の箱が新鮮で好きでした。箱の蓋の裏に『使用後は一輪差しなどいかがでしょう』って言葉とイラストが描いてあって、箱を閉じるお米のかたちのシールに控えめに顔が描いてあったのをよく覚えています。そんな手作り感が愛らしくて『ダサかわいい』と思います(笑)。」

現在の「玉粉肌」のパッケージは、コンパクトでシンプルなデザインのケースですが、リニューアル前は少し幅のある箱にお米シールが目印のかわいらしいデザインでした。
「玉粉肌」の試験管のような容器を一輪差しに見立てて、箱を土台に使うというアイディアは、スタッフの遊び心によるもの。

「お肌を労わるようにスキンケアも大切に扱っていただけたら」という想いを込めた、思わずクスッと笑ってしまうようなデザインを、わかな様は愛情を込めて「ダサかわいい」と表現してくださいました。
「『玉粉肌』も『3ステップ(※1)』もそうですが、パッケージが新しくなってシンプルで大人っぽくなりましたね。最初は昔の『ダサかわいい』感じが好きだったからちょっと寂しかったけど、今はこのデザインもいいなって思います」 
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「あきゅらいずと出会ったばかりの頃に届いたお便りの手描き漫画がすごく面白くて素敵でした!」と語るわかな様。あきゅらいずに惹かれたきっかけも雑誌広告の漫画だったそう。 

やっぱり手作りのあたたかみのある「紙」が好き

2013年より美養品のパッケージリニューアルを行って来ましたが、その際に大切にしたのは、より暮らしの中に溶け込むシンプルで無駄のないデザインです。
その一方で、会報誌『す ふ ふ』やご注文商品と一緒にお届けしている『幕の内がわ新聞』は、あきゅらいずらしい手作り感を大切にしています。

「気に入ったものを飾ったり手元に残しておけるから、紙の冊子がとても好きです。あきゅらいずから荷物が届いて、デザインがきれいで凝っている『す ふ ふ』や、手書き文字の『幕の内がわ新聞』を読むと元気になります!」

毎回スタッフが悩みながらも楽しんで制作を行っている冊子ですが、特に好きなポイントはなんですか?

「毎回スタッフさんやお客様が登場するのが楽しいですし、季節に合ったおすすめの食材やレシピなど、スキンケア以外の生活に取り入れたい情報がたくさんあって、肌のためにも生活習慣を見直そうと思います。次々と新しい企画や特集が生まれるのが面白くて楽しみなので、これからもいろいろな情報を届けてほしいです♪」 

自分にとって楽しくて、気持ちが良いから自然と続くことを大事にしたい

すこやかなお肌はスキンケアだけでなく、心や体を整えることで養われるというメッセージをしっかりと受け取ってくださっているわかな様。

「全然健康的な生活じゃないんです!」とおっしゃいますが、外食でお肉を食べることが多いので、普段のお昼は蒸し野菜がメインのお弁当を持参したり、足元を冷やさないようにしたりと出来る範囲でお体を労わっていらっしゃいます。この日もマイポットの中に白湯を入れて持ち歩いていらっしゃいました。
 
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「白湯はここ2年くらい毎朝と、マイポットの魔法瓶に入れて仕事中も飲んでます。もっと大きいサイズの魔法瓶も持ってるんですよ(笑)。ほのかな甘さがあって美味しいと感じるので、自然と続いています」
あきゅらいずにも、朝起きて最初にコップ1杯の白湯を飲むのが習慣というスタッフがちらほら。

「お腹があたたまって気持ちが良い」だったり、わかな様のように「美味しいから」というように、体が喜んでいるのを感じることが出来るので無理なく続けられるんですね。
現在はお仕事と創作活動というハードな日々ですが、それでも「楽しくてやりがいがあるんです!」ときらきらした瞳で語るわかな様に、これからの抱負を伺いました。

「以前あきゅらいずのスタッフさんが朝活した記事を読んで以来、朝を運動する時間に使いたいんです。そのために夜は早く寝たいですね(笑)。あとはもう少し作品づくりの時間を取りたいです」

これからもっと自分を磨いていきたいとおっしゃるわかな様。朗らかな表情はとても魅力的で、ツヤッと輝くお肌も印象的でした。次は個展にお邪魔させてくださいね!
 
※1:あきゅらいずのスキンケア基本の3点「泡石(ほうせき)」「優(ゆう)すくらぶ」「秀(しゅう)くりーむ」


【プロフィール】
わかな様(仮名)/35歳/京都府在住/あきゅ歴4年10ヶ月/ショップスタッフ/毎年楽しみにしている「香風」はすっきりとした洗い上がりがお気に入り♪/ライフワークの創作活動は個展をひらくほどで、ご案内状や作品集も手作り。日常にあるものを独自の視点で切り取り、新たなデザインを創っている。

※年齢、あきゅ歴は取材当時
※肌実感には個人差があります
※記事内の商品名/サービス名/使い方等は取材当時のものです

この記事の投稿者

すふふ編集部

編集長(konomi)とお客様窓口メンバーで結成。「全国のすっぴんすはだと笑顔のお客様に逢いに行きます!」がモットー。
取材で日本全国を駆け回り、お客様のすはだの美しさ、生き方、あきゅへの熱い想いを原動力に、Blogと会報誌『すふふ』を制作。