2024/02/22
LIGUNAビルの1階には社員食堂兼レストランの「はだめし」がございます。
お野菜メインのお食事はとってもヘルシーなのですが、レストランである以上、どうしてもヘタや不可食部分などの調理ごみ(生ごみ)が出ます。
レストランとなると、その量も多く、お野菜のゴミは水分も多いため、とても重たいです。
生ごみの70~80%は水分で、いくら燃えるゴミといっても水を含んだものを燃やすにはとてもエネルギーが必要です。
なんとか生ごみを減らせないか?ということで、LIGUNAではこれを肥料にして、植物を育てる実験を行っております。
ビル屋上は日当たりも風通しも良好。
この肥料で野菜を作り、それをはだめしの食材にすることで、エネルギー循環が出来ないか...
ということで、素人ながら土作りと野菜作りに奮闘中です。
まずは初心者にも優しいといわれる「ミツバ」「小松菜」「ベビーリーフ」を春から育成。
芽が出たときは大喜びで社内中にアピールしてしまいました!
蟻や芋虫と奮闘しながらの毎日です。
肥料は化学的なものは一切使用せず、LIGUNAビルで作った堆肥だけを使用して育成しています。
まさかこんなに芽を出すとは...まだとても細いので、ピンセットとはさみで間引きしました。芽が出なかったらどうしようと、蒔きすぎですね。
間引き菜はおひたしにしてみました。
加熱すると本当に緑のさわやかな香りが広がって、色もとってもあざやか。
とれたてなので歯ごたえもよく苦みや青臭さもありません。
途中で鳥の砂あび場にされてしまい土をひっくり返されたり、虫の食害や過酷な高気温によりしなびたりしながらも、なんとか収穫が出来ました。
起死回生の奇跡。スタッフの丹精込めたお世話の賜物です。
収穫出来たお野菜は、はだめしの社員交流会でお披露目しました!
夏は枝豆を育てました。
収穫量はなかなか伸びなかったのですが、最後には種も獲れました。
また今年も挑戦したいですね。
冬はカブを育成中です。
発芽しても徒長してしまい苦戦しましたが、なんとか育ってくれています。
無農薬で育てるということがいかに大変か、また植物の生命力と実りの有難さを実感した1年でした。
お客様にも味わっていただく日を目指して、頑張ります!
小山
SDGsプロジェクト
お気に入りは「すきんおいる」です。 魚がすきです。