暑い日が続きますね。
こんな時は水分補給がとても大切です。
でも、「喉が渇いたら水を飲む」・・・
それが当たり前のように思われるかも知れませんが、実はそれでは遅いんですね。
喉が渇くというのは水分が不足している状態、つまり脱水状態になっているということなんです。
常に水分が不足している「隠れ脱水」の状態を続けると、体内の生理活動にも悪影響を及ぼし健康を脅かすことになります。
人の体重の約70%は水分が占めています。
これは体内の生理活動を正常に保つために必要な量なんです。
この中わずか15%が失われただけでも生命の危険にさらされることになってしまいます。
人は何も食べなくても水分さえ補っていれば4週間から2カ月半は生命を維持できます。
しかし全く水分を取らなければ、常温下でも3日、真夏の炎天下では1日半くらいしか生きていくことはできません。
私たちは飲食によって生命を維持する栄養素を補給していますが、中でも水分の適切な補充が最も重要と言えます。
暑い季節はじっとしていても大量の汗をかきますので、気がつかないうちに水分が不足している隠れ脱水にならないよう、こまめに水分を補充しましょう。
※記事の無断転用は禁じます。