東洋医学的暮らし方
Vol.137 一生の体内時計

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生
2016/10/19
秋も深まってくると、鴨や白鳥など日本で冬を越す渡り鳥の話題が聞かれるようになります。
彼らがどうして毎年同じように決められたコースを辿ってやって来るのか、詳しいことはよく分かってはいません。

一つ考えられるのは、一年をサイクルとした体内時計のようなものがあって、それに従って自分たちの居場所を移動させているということです。
それは決して「寒くなってきたから南へ行こう」というのではなく、一年間の生活のリズムがあらかじめインプットされていて、それに基づいて行動しているのです。
彼らがどうして毎年同じように決められたコースを辿ってやって来るのか、詳しいことはよく分かってはいません。

一つ考えられるのは、一年をサイクルとした体内時計のようなものがあって、それに従って自分たちの居場所を移動させているということです。
それは決して「寒くなってきたから南へ行こう」というのではなく、一年間の生活のリズムがあらかじめインプットされていて、それに基づいて行動しているのです。
これはもっと長いスパンで見ることもできます。
鮭のように一生をかけて移動しているものたちです。
川で生まれ育った稚魚が広い大海原を何年も泳ぎ回り、やがて故郷の川に戻って産卵して一生を終えます。
こちらも詳しい理由は分かっていませんが、一生をサイクルとした体内時計のようなものがインプットされていると考えることができます。
実は私たち人間にも、こうした一年や一生をサイクルとした体内時計のようなものがインプットされているのではないでしょうか。
そしてそれに気づいて、そのリズムに合わせていくということが、「養生」に繋がるのだと思います。
そしてそれに気づいて、そのリズムに合わせていくということが、「養生」に繋がるのだと思います。

この記事の投稿者
薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生
中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。