Vol.194 三九補

湯 忠立先生

2017/12/20

中国に「三九補一冬、来年無病痛」という諺があります。冬至から9日間をひとつの区切りとして、一九、二九、三九・・・と数えていく数え唄もありますが、冬至からの27日間(3×9)は最も寒い時期に当たるので、この時に充分栄養を補っておくと来年は病気にならないという意味です。
 
陰陽五行学説では、陰が強い冬の間に体の陰を蓄えておくと春になって陽気が活動しやすくなるとしています。陰を補うためには基礎体力をつけるような滋養強壮の効果のある食材を食べるようにすると良いでしょう。もち米、カボチャ、山芋、牛肉、羊肉、鶏肉、ナツメなどを意識してしっかり食べるように心がけましょう。
 
冬至から27日間というとクリスマス、年末、お正月、仕事始めと続き、忘年会や新年会などもあって食生活が乱れがちになりますね。「三九補」を忘れず、元気に春を迎えられるようにしましょう!

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この記事の投稿者

薬膳監修:湯 忠立(たん ぞんり)先生

中国遼寧中医学院大学付属病院の院長を務め、現在は東京・吉祥寺で中国医学整体院を営む。

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