2023/11/15
朝夕の空気が、ひんやりとしてきましたね。こんな時季は、つい水温をあげたくなりませんか?
でも、ちょっと待ってください!そんな時に、思い出してほしいのが「すすぎの温度・33℃」です。
水温は1年間通して大切なことですが、秋冬にこそ気をつけたい、とトレーナーしんじょうは考えます。その理由は...?
基準としているのは「お肌の表面温度」。体温より少し低く、大体33℃ぐらい、と言われています。
お肌と近い温度で洗うことで、潤いや保護バリアを守ります。
今回はもう少し、温度がお肌に与える影響について考えてみましょう。
お肌のくすみや、毛穴詰まりの大きな要因は皮脂です。
油で汚れたお皿を、洗う時を思い浮かべてみてください。お湯の温度をあげると、油汚れは良く落ちます。
それだけ聞くと、「顔も熱いお湯でサッパリ洗った方が良さそう」と思われるかもしれません。もちろん、そう簡単にいかないのには、理由があります。
皮脂は、潤いを守るバリアでもあるのです。
熱いお湯で洗うと、皮脂汚れも落ちやすいのですが、お肌の潤いも奪われ、乾燥しやすくなってしまいます。
さらに熱いシャワーで、直接顔をすすいでしまうと、水圧もあいまって乾燥しやすくなるので、要注意。
寒くてつい...という方は、お風呂に入ってすぐに洗顔するのではなく、湯船で温まってから洗顔するのがおすすめです!
逆にこんな質問も、よくいただきます。
「うちの洗面所、水が温まるまで時間がかかるのですが、冷たければいいですか?」
実は、冷たすぎる水も、あまりおすすめしていません。
先ほど触れたように、お肌の表面温度に近い方が、皮脂汚れは柔らかくなりやすいのです。
何より、秋冬の気温の低下で、ヒヤリとした水を触るのに抵抗がでてきます。結果、すすぎ、特に予洗いが甘くなる方が多いように感じます。
特に、鼻の黒ずみや毛穴が気になる方は、水が冷たすぎないか、予洗いは十分にできているか、チェックをおすすめします。
※予洗いの大切さはこちらをどうぞ!
33℃は、お肌がストレスを感じることの少ない温度。手を当ててみて、何も感じないぐらいであればOKです。
逆に、手を当てて「温かい!」「冷たい!」という感覚があれば、33℃からズレている可能性が高いです。
もしお手元に、水温チェッカーがあれば、そちらもぜひご活用くださいね。
ちなみに、わが家の洗面所も、朝は水が温まるまで少し時間がかかります。
私はその間、口をゆすいだり、歯を磨くなどして温度を調整しています。洗面台のお掃除をササっとするスタッフも!一工夫でスムーズにいくこともありますね♪
「受けるまでは、敷居が高かったのですが...。受けてみて、気楽でいいんだな、と思えました!」
最後によく頂戴するお声です。シンプルケアだからこそ基礎が大切。ちょっとした疑問が、スキンケアの大きなヒントになります。
迷ったら、何でも、何度でも遠慮なく聞いてください♪
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※「すはだのコンシェルジュ」とは
あきゅらいずのトレーナーと、直接商品の使い方やお肌悩みのケア方法について相談できる無料オンラインサービスです。
しんじょう
すはだトレーナー
「泡石」で洗った後の潤いにビックリして2011年に入社。元々、化粧水がしみる超乾燥肌。そばかす・くすみ・くま・赤み・毛穴のご相談が得意です!入社以来ずっとお肌悩みのご相談を担当。電話、メールを経て、今ではオンライン講座が中心。スキンケアは基本をコツコツ。最近は筋トレもコツコツ。食は、薬膳もとりいれつつ、和食が中心。野菜多め&発酵食の生活を意識。