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「2:8の法則」~食と暮らし方を変えたら、自然と肌がきれいになっていきました

すふふ編集部

2015/03/ 9

【お客様インタビュー Vol.33 ゆう様(仮名/48歳)あきゅ歴7年2ヶ月】

ゆう様は、あきゅも含めて外側からのスキンケアを卒業したお客様。今はお湯洗顔のみのクリームも何もつけないお手入れで、まさに「素のまま」のお肌で過ごしていらっしゃいます。
そのすこやかなお肌は、スキンケア以外の生活習慣で育まれたもの。私たちがお客様にお伝えしている「2:8の法則(にはちのほうそく。お肌をつくるのはスキンケアが2割、生活習慣が8割という考え方)」の体現者です。
s_nakanishisama1-NEW.JPG家庭とショップ経営の両立で忙しい毎日を送っていらっしゃいますが、透明感のあるお肌と清潔感ただよう佇まいのゆう様。 

体がすこやかなら、お肌は自然にきれいになる

「わたしの場合はお肌をきれいにしようとしてではなく、体を健康にしようと思って生活習慣を見直したら、自然にお肌の状態も良くなったんです」
実践した方法を伺うと、どれもご自分の生活で無理なく取り入れられる方法ばかり。そして、生活に「○○を足す」よりも「○○を減らしてみる」引き算の方法を中心に実践していらっしゃいました。そのきっかけは、ご自身の病気にありました。
s_nakanishisama1-2.JPG厳寒の1月の取材に、タイツにフレアスカートという軽やかな装い。「昔はこんな恰好できなかったですよー」と明るく笑う姿からは、不調だった頃が想像できません。  

がんをきっかけに、自分と向き合うことに

ゆう様が子宮頸がんの診断を受けたのは、2010年6月のこと。当時は毎晩お酒を飲んで甘いものも大好き、日付が変わるまでは寝ない不規則な生活を送っていたそうです。ひどい冷え性や花粉症にも悩まされていました。また、小学生の頃から手足にアトピーに近い症状がでて、長い間皮膚科のお世話になっていたそうです。
自然治癒力を高めて健康維持をしていきたい、という自然派志向のお友達が多くいたこともあって、生活習慣と体質から見直して治療に取り組むことにしました。

「冷たい飲み物を控えて、お酒や甘いものも体を冷やすので量や回数を減らしました。
リンゴ、レモンと人参の生ジュースを1日2~3回飲んでいました。免疫力を高めるサプリメントも取り入れていましたが、それは安心するために」

サプリメントに頼り切らずに、食事と生活習慣を見直ました。もともとお肉やお魚はほとんど食べない、というほど野菜好きだったそうですが、お子様が生まれてからは揚げ物や加工食品が多くなり、煮物などを食べる機会が減っていたことに気付いたそう。
そこで、体を温める旬の野菜中心の食事に切り替えました。ケチャップやドレッシングなどの化学調味料も料理で使わないようにしたり、食べる時間にも気を配りました。

「食事は朝10時から夕方6時の間に食べるようにして、間食は控えて食事と食事の間を3時間は開けて空腹の時間を長くしました。胃を休ませてあげることが大切ですね。腹八分目も心がけていましたが、これは今でも努力目標です(笑)」 

長続きのコツは、頑張りすぎないこと

s_nakanishisama1-3.JPG「『これをかならずしなければ!』と思い詰めるとかえってストレスになるので、できることを長く続けるためにも無理をしないことが大切」
ご自身で体質が変わったと実感できるまでには3年くらいかかったそうですが、35℃台だった体温が今では36.5℃前後まで上がって、足もぽかぽか。冬でも家では素足で過ごせるほどになったそうです。
「代替療法について書かれた本を読んだり、ご主人の病気を自然療法で治した友人から話を聞いたりして、自分ができる範囲で取り入れていました。例えばアーユルヴェーダ(※1)ではお湯を飲むといいと言われているから、朝お白湯を飲んだりとか。それでも特に『コレで治した!』っていう絶対的なものがないのが、私の場合は緩いところなんですけどね(笑)」

懸命に自分に合った方法を模索していた時期も、お友達とランチに行ったり家族と外食に出かけたりして、生活を楽しむことを忘れませんでした。

「あまり頑張り過ぎなかったのが良かったんだと思います。何よりも、自分の体を労って感謝する心が大事だと思います」 
s_nakanishisama1-4.JPGあきゅらいずの「お客様が私たちの美養品を必要としなくなるのが目標」という企業理念や利益だけを追求しない姿勢に共感して、美養品を使わなくなった今もファンでいてくださいます。
すこやかに生きるために、自分ができることをできる範囲で実践しているというゆう様ですが、ご家族や周囲に自然派志向を強要していません。

「15歳の息子と17歳の娘たちは、やっぱり濃い味付けがおいしいみたい。主人もまだ、大好きなお酒を飲んでいます。でも娘は、自然とコスメや食品の原料に気を使うようになってきましたね」

食事以外で気をつけていることは、徒歩や自転車でなるべく移動して体を動かすこと。今はもうしていませんが、朝もゆっくり湯船につかって体温と代謝を上げていたそう。現在では、病気になる前より断然元気になっていると実感していらっしゃいます。

「大阪から京都まで、自転車で行ったこともあるんです(笑)。毎年ひいていた風邪もかからなくなったし、あまり疲れると思うことがなくなりました。自分の生活を見直すきっかけになって、がんに感謝しています。ただ他の人には、もし病気になる手前で気づけるのであれば気づいて欲しいですね。
私のやり方が全ての人に合うとは限りません。十人十色ですから。自分自身を良く見つめると、自分にとって何が本当に必要か見えてくるかもしれません」
 
今ではスキンケアだけでなく、ライフスタイル全体をシンプルに整えたゆう様ですが、昔は自分に合う化粧品を探し続けていたそうです。
そんなゆう様のスキンケア遍歴については、次回でご紹介します。
 
※1:インドの伝統的医学。

 
【プロフィール】
ゆう様(仮名)/48歳/あきゅ歴7年2ヶ月/子ども服のお店「Chocolate Brown」を経営(取材当時)/外側からのスキンケアはもう卒業。美養品では「玉粉肌(たまごはだ) ナチュラルベージュ」をアイシャドウの下地としてご愛用/休みの日でも毎日早寝早起きして白湯で一日をスタート!生活習慣がお肌にいいことばかりなので、何もつけなくても笑顔で毎日を過ごしています。
 
 
※年齢、あきゅ歴は取材当時
※肌実感には個人差があります
※記事内の商品名/サービス名/使い方等は取材当時のものです

この記事の投稿者

すふふ編集部

編集長(konomi)とお客様窓口メンバーで結成。「全国のすっぴんすはだと笑顔のお客様に逢いに行きます!」がモットー。
取材で日本全国を駆け回り、お客様のすはだの美しさ、生き方、あきゅへの熱い想いを原動力に、Blogと会報誌『すふふ』を制作。