2019/10/ 7
決して気分やイメージに左右されず、ものごとを理論立てて考える華南様。すはだトレーナーのつかもとは45日間(※当時)のプランを振り返って、
「華南様は、このスキンケアがどうして必要なのか、何のためにいま、これをするのかをきちんとお伝えしていければちゃんと伝わる方だな、という印象を受けました。ですから、きっとすはだも整っていく、大丈夫、と思いました」
実際、華南様は理由がわかれば納得するタイプ。
「初心者の典型なのですが、『Sukule』がスタートすると、もっと潤いたくて『秀(しゅう)くりーむ』を何プッシュか増やしたほうがいいのでは? と提案したことがあったんです。そうしたら、つかもとさんが〝本当にお肌に必要な量が大事で、多く保湿すればいいってわけじゃない〟〝潤いが足りないと感じてるのはプッシュ量ではなく、食生活や生活習慣ですから〟ということを的確に、わかりやすく説明してくださったんです。
つかもとさんとのやり取りの着地点はいつも、おっしゃる通りでございます、って感じでした(笑)。私が投げたボールを、つかもとさんがちゃんとキャッチして戻してくれるのが、とてもありがたかったです」
「Sukule」を始めた最初のころは、お肌が整っていくことが嬉しくて、この感動がずっと続くのかと思ってしまうお客様も少なくありません。でも、しばらく経つと最初の頃より感動が減っていきます。実は、これはようやくお肌が整って「安定期」に入ったという証拠。華南様も1ヶ月目あたりでその時期を迎え、
「ここがあきゅらいずを使い続けるか、止めるかの分かれ道だ」と感じたそうです。その後も何度か感じた『別れ道』で、その都度、疑問や不安をつかもとに伝え、納得したり、励まされたり。そのたびに新たな気づきを得たそうです。
「学んだことはたくさんありますが、最初に衝撃を受けたのは、顔が平面ではないという事実。私はTゾーンに悩んでいたのに、顔が球体ということを自覚していなかったから、Tゾーンをきちんと洗えていなかったんですね。それを最初に指摘されて、ハッとしました。
また、食生活での気付きは、乾燥について相談をしたら、〝お煎餅を食べていませんか?〟と言われたこと。お煎餅はしょっぱいから、胃を乾燥させてしまう。確かにお煎餅以外でも、味の濃いパスタなどを食べたときも乾燥を感じました。乾燥というより、干上がっているのかな、と感じるほどの渇きがあったんです。それからは、塩分の強いものを食べたあとは、いつもより多めに湯冷まし(白湯)を飲むようにしました」
こうして「Sukule」が修了して、3ステップの使い方のお墨付きももらい、「2:8(にはち)の法則」(※)も身に着いてきた華南様でしたが、、、、「正直、卒業のときは達成感やスッキリ感というよりも、ちょっとした違和感やモヤモヤが残っていました」
華南様が感じた違和感やモヤモヤ。それは「まだファンデーションを捨てられないこと」でした。
「すっぴんで仕事に出かけるまでには、肌が成長していないと感じていたんです。でも、仕事柄、どうしてもメイクをしなければいけない。
私の理想は〝すっぴん〟でも〝メイクをしたように美しい肌〟になることでした。美養品の基本的な使い方、食生活、生活習慣をこれだけ頑張っているけれど、やっぱり脱ファンデできない。どうしてなんだろう......。
その頃はすべてが中途半端な感じがして、自分のすはだが好きになれませんでした」
そんなとき、すはだトレーナーつかもとからは
「これからは、ご自身のペースや使い方を続けてくだされば大丈夫です。カスタマイズできるのがあきゅの良さですから、この調子で続けてください」と背中を押され、
「その言葉を頼りに、トボトボと一人で歩き始めてみたんです」
※「2:8の法則」(にはちの法則):すこやかなすはだを維持するには、スキンケアの役割が2割、食生活や暮らし方が8割、というあきゅのスキンケア理念。
こうして数ヶ月がたったある日、ご主人と出かけたランニングが華南様を変えました。
「もともと身体を動かすことが大好きだったのですが、夏、暑かったり、仕事が忙しかったこともあって、ランニングは三日坊主だったんです。久しぶりに3キロほどのランニングをしたら、ものすごく気持ちが良くて。その後もコンスタントにランニングを続けることにしたんです」
こうして週2~3回の有酸素運動の習慣が身に着いてきたとき、ふっと
「"今なら、ファンデーションなしでもイケるかも"と感じたんです。
ちょうどそのタイミングで『すっぴんWEEK』(※「きほんの洗顔教室」と「いろのは」メイク教室」の講座。2018年12月実施)の案内が届き、ノーファンデでも大丈夫な肌になったという確信に変えたくて、参加しました」
思えば、そのとき最後のファンデーションも残りわずかになっていたころだったそうです。
「努力はしているのに思うように整わなかった肌が、〝有酸素運動〟というキーワードを得て、整い始めた実感がありました。それは、一つ欠けていたパズルのピースが、パーン!!とはまった感じでした」
そこから、華南様が脱ファンデするには時間はかかりませんでした。最後のピースがはまって、「肌のくすみも気にならなくなった」と言いますが、それは実際にお肌の透明感(潤いとツヤ)を取り戻せたことに加えて、精神的にすっきりしたことがなせる技かもしれません。
「メイクをしなければいけないと考えている大学生を対象としたセミナーで『先生、実はファンデーションを使っていないのよ』と言うと、みんなが『え~っ!』と驚くんです」
と笑う華南様。その姿は、「Sukule」スタート時の目標、「軽く感じられる心肌体(※)の状態でいたい」「肌の透明感や明るさを安定して感じていたい」、という目標を体現された姿、そのものでした。
※心肌体(しんぎたい):心、肌、体はつながっている、というあきゅらいずのスキンケア理念。
【プロフィール 】
いなま・かなん様(仮名/35歳)あきゅ歴1年5ヶ月。秘書検定インストラクター、マナー講師、大学就活マナー講師など講師として活躍中。プライベートでは、9歳のお嬢さんと3歳の息子さんのママ。体を動かすことが大好きで、時間を見つけてはジョギングと有酸素運動をするのが日課。
すふふ編集部
編集長(konomi)とお客様窓口メンバーで結成。「全国のすっぴんすはだと笑顔のお客様に逢いに行きます!」がモットー。
取材で日本全国を駆け回り、お客様のすはだの美しさ、生き方、あきゅへの熱い想いを原動力に、Blogと会報誌『すふふ』を制作。