2022/06/28
みなさま、こんにちは。ニハチノコラム(※1)です。
今月の「お手入れ」はお肌のことではなくて、道具のこと。
洗顔やメイク道具を綺麗にお手入れできる人は美しいんです。
ということで、今月は道具のお手入れ方法をお届けします。
全国的に梅雨入りして、これからますます高温多湿になってきます。
となると気になるのが、例のアレ。嫌われものの<カビ>です。
お肌も汗や皮脂でベタベタして、そのまま放っておくと肌表面にカビが発生することもあるんですから、メイク道具も同じこと。
普段よく使っている、メイク用品のパフやブラシはちゃんと洗っていますか?
表面がベタベタ油っぽくなっていたりしませんか?
そうなったら、この時季はカビの発生まっしぐらです。
汚い道具でお肌に触れる、、、あぁ、痒い痒い、あぁ、お肌がかわいそう( ; ; )
ということで、梅雨の時期は特にお道具の手入れもちゃんしましょう。
最低1週間に一度、お肌がナイーブな人は、使う毎に洗うぐらいな丁寧なお手入れをしたいですね。
以前、会報誌『すふふ』にメイク道具お手入れ記事を掲載したところ、「道具のお手入れなんて気づかなかった、ちゃんと洗います!特集してくれてありがとう!」と大反響でした。
ということで、まずはパフのお手入れから。
パフにはメイク品(油性)の油と皮脂がついているので、<中性洗剤>で洗うのがおすすめ。2枚持ちして、常に1枚は清潔なものを使えるようにしておくといいですよ。
次はブラシのお手入れ。
ブラシはあきゅらいずの「しゃんぷー」、またはおしゃれ着用洗剤で洗うのがおすすめ。お手入れ方法はこちら↓
一番のポイントは「すすぎ」。ブラシの中心や根元までしっかりと濯ぐことが長持ちの秘訣。石けん水が残ると、根腐れが発生して毛抜けの原因になるそうですよ。
洗ったブラシの干し方はこちら↓
これがなかなかナイスなアイデアなんです。ぜひ試してくださいね。
最後に「泡もこネット」のお手入れ方法。
約2年前に新しく四層構造に改良された「泡もこネット」。耐久試験はまだ続いていて、未だに破れておりません。ですが、ご覧の通り小さくなっています。
「泡もこネット」は生分解性の素材(トウモロコシの素材:ポリ乳酸)でできているため、長期間使っているとネットが縮みやすく、ぎゅっと硬くなる性質があります。
この状態で使い続けると、濃密泡になるまでに時間がかかったり、「泡石」を転がす回数が増えて「泡石」の減りが早くなります。
「何ヶ月で交換したらいいですか?」とお問合せをいただくのですが、ネットの使い方、泡立てる際の力加減などによって、縮んでいくスピードには個人差があります。
ネットが小さくなった、硬くなった、濃密泡になりにくいな、と感じた時がネットの交換時期。お手元に新品をストックしておいて、ネットの手触りや濃密泡のできあがりを比べてみるのもいいかもしれませんね。
ですが、
「まだ使えるネットを捨ててしまうのはもったいない。SDGsじゃない!!」
と思う方もいらっしゃいますよね。わたしも同じで約2年間同じネットを「まだ破れない、破れない」と使っていた"ひとり耐久試験組"でした。
が、今回新品の「泡もこネット」を使ってみたら、あら、びっくり!! すごい濃密になるし、くしゅくしゅ時間もあっという間、超時短\(^^)/
縮んだネットを使っていると「泡石」を転がす回数が多くなりますが、新品だと5回程度軽くササっとと撫でるだけで十分な量の濃密泡ができるので、「泡石」の省エネにもなりそうですよ。
小さくなったネットはボディタオルとしても使えます。ネットが手に馴染むので細かい部分が使いやすくて、特に足の指の間なんかはしっかり洗えます。
わたしは食器洗い、調理器具洗い、シンク洗いに使っています。これがまた見事に汚れが落ちるんです。コップの茶渋なんて驚くほど!! ガスコンロやグリルの網とか、細かいところも磨きやすい。最後は、床ふき用とか年末の大掃除に使い倒して土に還してあげよう、と思っています。
末長く、お客様のお手元で愛されて使われていく泡立てネットでいてくれたら嬉しいです。
今夜はお手元のパフ、メイクブラシ、「泡もこネット」をよ〜〜く観察してみてくださいね。
では、また来月!
『haten』編集長konomi