みなさま、ご機嫌いかがでしょうか?
stereoでございまーす♪
ゴールデンなウィークは楽しまれましたか?
(あたくしこんな口調だから、かつてルーと呼ばれておりました)
わたくしはだーい好きな友人とお酒を嗜んだり(嗜む程度よ、がぶ飲みはしてないわ)
粉もの(パン)を求めて遠征を致しました。えぇ、肥えましたとも・・・
気を取り直して、今回こそお洋服の
【素材と縫製】についてお話しさせていただきます!!
今回は本当に長いわよ。
みんな、いい??ついてきてっ!!ぶぅーんっ(気持ちだけはバイクよ)
どんな素材を選べばいいの?
世の中にはたっくさんの素材がございますが、みなさまお好みの素材はございますか?
今現在も開発され増え続けている素材、もう本当にピンからキリまでございます。
まずあたくし、避けている素材がございます。
それはニットによく使われている、『ア』から始まる例の化繊です。
アレが混紡されると、どんなに気を付けても、お手入れしても毛玉が出来やすいの!
(ちくちくしなくて肌触りがいいだけに残念なのよねー)
肌触りといえばカシミヤも滑らかで気持ちがいいわよね。
毛玉が出来やすいし、虫食いの危険というデメリットもございますが。
虫もいいものは分かるのね。やだわー。(ちなみウチのカシミヤは全滅済み♪)
※毛玉問題はブラシングで解消!!前回の内容をご確認下さいまし。
http://mag.akyrise.jp/staff_blog/2014/04/stereo.html
stereo私物。50年以上前に生産されたデニム。天然素材、天然染料ならではの風合い。
例えばデニム。
ビンテージと呼ばれる古いものは天然の藍で染められています。(今は合成染料が多いのよ)
そのため
洗うごとに、そして着用時に負担がかかる部分は退色します。
⇒でも素敵な風合いに変化するのよー!!
この頃は糸も
綿糸でした。今は
ポリエステル。
⇒強度は上がりましたよ。でもね、綿糸の色落ちなんて今では味わえないの!
劣化とも考えられる部分もあります。でもそれを上回る素敵な経年変化だからこそ
ビンテージを模したデニムは後を絶たないのよね。
全てstereo私物。リネンやラミー、麻も様々。
例えば麻。
リネンを代表とする麻は
吸水・発散性に優れており、通気性が良いことが特徴よね。
⇒汗をしっかり吸って、そのうえ乾きやすいの。夏に最高!
汚れが落ちやすく、お洗濯にも強い。
⇒だからキッチンリネンに使用されているんだわ!
通気性がいいから
夏だけの素材?
⇒麻は繊維の真ん中が空洞。だから空気を貯め込むのよ。
⇒ということは空気を貯め込むから暖かい?あら、通年いける素材じゃない!!
状況によって求められる素材が変わります。
アウトドアなら
【高性能な化繊】が優勢。
だって化繊は
【強度があり、劣化が少なく高性能】というメリットがございますからね。
天然素材はリスクもあるけれど、
【代え難い風合いの良さがあり、経年変化】を
楽しめます。
ライフスタイルやシチュエーションによって賢くお選び下さいまし。
縫製はどこをチェックするべき?
縫製に関しては、
ロックミシンで処理をされているものなら、
その
【細かさ】をチェックします。
荒いものは着用時の引っかけが原因で、ほつれる危険性が高まります。
あとは
【ステッチが粗いもの、糸が浮いているもの】は、溜息と共に
そっと売り場に戻します。
※しかし例外もあるのよー。海外のワークウエアなんて針目が日本製の3倍はあるの。
荒いのよ。でもこれは雰囲気として『あり!』だと思うのよねー。そこは自己責任♪
そして勘違いしていただきたくないのは、
価格とのバランス。
高いものは、しかるべき理由があって高いのです。
でも
【価格の高さ】と
【長く着用出来ること】は
イコールではございません。
超極論ですが、ビッグメゾンのコレクションラインは、お洗濯をして(クリーニング含む)
何度も着ることなんて考えられていないものも多くございます。
でもそれが可能な人しか着てはいけないのよね。さすが欧米はクラス社会だわ・・・
そう考えると
一生もののお洋服なんてございません。
それが10年アパレルにいて、あたくしが出した答えです。(きっぱり!)
でもお買い物の言い訳としては有効よ。そんな時にはご利用下さいまし。
ぜいぜいっ。さすがに長くて息がきれるわ。そろそろお暇させていただきます。
では次回はお洋服の保管方法についてお話しちゃうわよーん♪
それではみなさまごきげんよう。ちゃお♡