【お客様インタビュー Vol.35 ゆう様(仮名/48歳)あきゅ歴7年2ヶ月】
短大と専門学校で被服をお勉強していたゆう様は、45歳で念願の自分のお店を開店。
おしゃれで品のある洋服を揃えていますが、「来てくれたお客様の心が和む、昔の商店のようにアットホームな雰囲気を大切にしています」
2010年6月にがんと診断されたことをきっかけに、生活習慣の改善に取り組んで身も心もすこやかな生き方を手に入れた、ゆう様。もう一つ、大きな決断と収穫がありました。
「死ぬかもしれないから思い残すことがないようにって(笑)、夢だったお店をやりたい」とご主人を説得して、2011年の秋に小中学生の女の子向けのお洋服のセレクトショップ「Chocolate Brown」(取材当時)を開店しました。
「それまで専業主婦でレジの打ち方も知らなかったけれど、勢いで(笑)。テレビじゃなくて現実でがんって言われたら、ショックで違う自分になるんですね。まだ初期の段階だから『ちゃんと治療すれば大丈夫』ってお医者様からも言われていたけれど、人生を振り返った時に『ずっとお店やりたかったのにな』ってふっと湧いて出て。もともとお洋服作りは好きで、娘が小学生の頃になかなか着せたいと思う服がなかったので手作りしていたんです」
ちょっぴり流行を取り入れながらも上品で可愛い、ママも子どもも喜ぶ女の子中心の子供服(小学生~中学生)とハンドメイド雑貨のセレクトショップです。
体の不調と付き合いながらの起業は不安ではなかったのでしょうか?
「自分で自分を治そう、と思った時から『絶対に私は大丈夫!』という気持ちでした。毎日測っていた体温が上がったりなど、日々元気になっていく実感があったから、不安にはならなかったです」
ご自身の経験を活かして、お店のスペースで健康や子育てに関する情報交換と交流の場としてお茶会を開いたり、ママとお子様たちにも好評の整体やアロマテラピーの講座にスペースを貸し出しています。
もともと3年のつもりで始めたお店は2014年12月により駅の近くに移転して、今も地域のママたちの頼りになる存在になっているようです。
「『万が一、死んだら......』と思って私が好きなことをするのを許してくれた主人は、私がまだまだ元気でいるから、ひょっとして『誤算だった』って心の中で思っているんじゃないかな(笑)」
今はただ、生かされていることに感謝
「今の社会だと人工的なものを完全に絶つのは難しいし、完璧を求めると却って不自然になりますよね。パーマもしない方がいいんでしょうけれど、オシャレはやっぱりしたいし」
病をきっかけに徹底的に自分自身と向き合って、すこやかな体と家族の笑顔、そしてお店と、本当に自分にとって大切なものに囲まれる生活を手に入れたゆう様。
「体が良くなった今は、普通に過ごしてます。でも元気になったと思って、秋からお正月にかけてつい甘いものを食べすぎたら肌がカサついちゃって。体は正直ですね」
朝の入浴や生ジュースなど、体調が回復したら続けなくなったこともいくつかあります。一方で規則正しい生活や、柔軟剤や化学調味料を使わないなど、核になるライフスタイルの習慣や価値観は今も変わりません。
「休日も10時に寝て朝は5時に起きるリズムを守っています。早く寝たいから、お店も11時から夕方5時半まで。短いですかね(笑)」
家庭と両立しながらのショップ経営。「支えてくれる家族には、いつも感謝しています」
すっかり元気になった今、これからやりたいことは?
「う~ん、お遍路さんに行きたいかなぁ。病気をきっかけに考え方も見直して、心理学など色々な勉強をしました。今は仏教哲学に興味を持っています。
もちろんお店は続けていきたいけれど、大きくしようとかいう欲はもうないんですよ。私にとっては、家族が一番大事。子どもを立派に育てて親の面倒を見られれば、もうそれで十分です」
手放したから残った大切なものと、新たに手に入れたもの。あきゅ究極の目的である「お客様があきゅの美養品を必要としなくなる」ステージに立たれたゆう様ですが、これからもスキンケアの卒業生としてどうぞ温かく、そして厳しく私たちを見守っていてくださいね。
【プロフィール】
ゆう様(仮名)/48歳/あきゅ歴7年2ヶ月/子ども服のお店「Chocolate Brown」を経営(取材当時)/外側からのスキンケアはもう卒業。美養品では「玉粉肌 ナチュラルベージュ」をアイシャドウの下地としてご愛用/休みの日でも毎日早寝早起きして白湯で一日をスタート!生活習慣がお肌にいいことばかりなので、何もつけなくても笑顔で毎日を過ごしています。
※年齢、あきゅ歴は取材当時
※肌実感には個人差があります
※記事内の商品名/サービス名/使い方等は取材当時のものです