あきゅらいず

温活・鶏ネギ汁ビーフン

2022/12/26

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寒い日が続いたり、春先は本格的な春が訪れるまでは「三寒四温」で温かい日と寒い日が交互にやってきて、体調を崩しがち。急に薄着になって、風邪など引かないように気をつけてくださいね。
ぞくっと来たら、これがおすすめ。
ネギはからだを温めて体内の巡りを活発にしてくれる食材です。骨付き鶏と一緒にじっくり煮込むことで、胃にもやさしく疲労にも効果的。
からだの中から温めて、汗と共に風邪を追い出してしまいましょう。

【料理ショート動画はこちら






【材料】(2人分)
鶏手羽元  4本
長ネギ    2本
にんにく   1片
ビーフンまたは春雨、そうめんなど 適宜
レモン  2切れ
塩、サラダ油、ナンプラー、一味唐辛子 適宜

<1>
鶏手羽元は強めに塩をして、半日から一晩、冷蔵庫にしまっておきます。
長ネギは白い部分を1㎝くらいの小口切りに、にんにくは皮をむき、半分に切って芯を取り、薄切りにします。
<2>
鍋を火にかけ、サラダ油少々でネギとにんにくを軽く炒めます。
鶏手羽元は流水で洗い、表面の塩を落としてから、水1リットルと共に鍋に加えます。強火で沸騰したらアクを取り、弱火にして約50分、鶏手羽が柔らかくなるまで煮込みます。
<3>
ビーフンは水かぬるま湯に3分間浸して水洗いし、ざるに上げてから鍋に加えます。麺が程良い固さに煮えたら、ネギの青い部分を斜め細切りにしたものを加え、ナンプラーで味を整えてから器に盛りつけます。
<4>
レモンを添え、お好みで一味唐辛子を振りかけて頂きます。






【ポイント】
・鶏は塩をして一晩置くことで、身がしまり、旨味が増します。塩気がスープに出るので、味付けは最後に、必ず味見をしてからナンプラーを加えてくださいね。
・ナンプラーがなければ、お醤油でもOK。
・熱がこもりやすい体質の人は、ビーフンの代わりに春雨(緑豆からつくられたもの)がおすすめ。一味唐辛子は控えめにしましょう。







※これらのレシピは養生薬膳の考え方に基づいて作ったもので、全ての体質に当てはまるものではありません。


この記事の投稿者

いがらしこのえ先生

国際薬膳師。天然酵母パン研究家。1985年より国産小麦&天然酵母のパン製造に携わり、足掛け37年各所で製造、指導、パン教室などを手掛ける。29歳で離婚後は、2人の息子を“パンで”育て上げる。55歳で岩国へ移住。62歳でジョージア移住。