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薬膳レシピ

【11月】山の恵みで元気チャージ! ご飯におかずに むかご三昧 ♪

2025/03/13

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むかごは、ヤマノイモ属の蔓になる肉芽のこと。
今が旬です。
山芋同様に栄養価が高く、消化吸収を促し、からだを内側から潤します。「腎」を補うので、滋養強壮、アンチエイジングにおすすめ!疲労回復、免疫力のアップにも効果的なので、これから冬に向けてのからだづくりに役立ちます。

もち米を加えたむかごご飯は、シンプルな塩味で炊き上げた、ほっこり、癒される味わい。
おかず2品は、お酒のおつまみにもぴったり!秋の夜長を楽しましょ~
都会ではなかなか手に入らないかもしれませんが、みつけたら是非手にして、味わってみてくださいね!

【材料】

4人分)
<むかごご飯>
米......1
もち米......1
むかご......200gくらい
酒......大さじ1
塩......小さじ1

<生姜味噌風味>
むかご......200gくらい
新生姜......50g
太白ごま油......大さじ1
みそ......大さじ1
粗製糖......大さじ1
みりん......大さじ1

<ガーリック炒め>
むかご......150gくらい
にんにく......1
オリーブ油......大さじ1/2
塩......少々

<むかごご飯>
米は炊く30分程前に研いで、ざるにあげておきます。
むかごは良く洗います。

炊飯器に米を入れ、酒を加えてから目盛通りに水加減します。
塩を加えてひと混ぜし、むかごを入れて炊き上げます。
炊き上がったら、さっくりと全体を混ぜ合わせ、器に盛ります。
お好みで、新生姜の千切りを混ぜ込んでも美味しいですよ!

<生姜味噌風味>
むかごは塩少々を加えて下茹でしておきます。
新生姜はよく洗い、皮ごとみじん切りにします。

鍋に太白ごま油を入れて熱し、生姜を炒めます。
良い香りが立ってきたら、調味料類を加えてしばらく炒め、むかごも入れて水分がなくなるまで炒りつけます。
器に盛り、あれば、紫蘇の穂先をトッピングします。

<ガーリック炒め>
鍋にオリーブ油とみじん切りのニンニクを入れて火にかけ、香りが立ったところで下茹でしたむかごを加えます。
にんにくが焦げないように気を付けながら少し炒めたら、塩少々で味付けして、でき上がりです。

【ポイント】
お米は炊く30分程前に研いでざるに上げておきます。むかごも良く洗っておきます。
酒を加えてから、目盛通りに水加減します。
炊きあがり、さっくりと全体を混ぜてほぐします。

千切りの新生姜を混ぜこむのもおすすめ。
シャキッと爽やかな香り!

 

この記事の投稿者

いがらしこのえ先生

国際薬膳師。天然酵母パン研究家。1985年より国産小麦&天然酵母のパン製造に携わり、足掛け37年各所で製造、指導、パン教室などを手掛ける。29歳で離婚後は、2人の息子を“パンで”育て上げる。55歳で岩国へ移住。62歳でジョージア移住。