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梅雨時の湿出しに、緑豆ごはんの焼きトマトのせ

2023/04/21

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じめじめと湿気の多い梅雨時、身体の中にも湿がたまり、重だるかったり、むくみが出たり・・・。この体内の余分な水分を取り除く働きをしてくれるのが、はと麦と緑豆です。利尿作用の他、体を冷やす作用があるので、蒸し暑い夏にはおすすめの食材です。
あまりなじみのない方もいらっしゃるかも知れませんが、スーパーやデパ地下、自然食品店などでも手に入りますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

そしていつものように、冷え過ぎを防ぐ温めアイテムをプラス。生姜、クミン、玉ネギを加えることで、バランスを取っています。チキンを一緒に炊きこんだり、カレーを添えたり、いろいろなアレンジもお楽しみください!






【材料】(2人分)
米......2合
はと麦......大さじ2
緑豆......大さじ2
塩......小さじ1
オリーブ油......大さじ1

トマト......小ぶりのもの2個
生姜......1片
クミンシード......小さじ1/2
塩、胡椒......適宜

紫玉ねぎの甘酢漬け......適宜
パセリ......適宜






【作り方】

緑豆、はと麦は良く洗って、15分ほど下ゆでをしておきます。 米をとぎ、といだお米と、緑豆とはと麦(ゆで汁もいっしょに)、塩、オリーブ油を加え、2.5合の水加減で炊き上げます

<2>
生姜は千切り、トマトは横半分に切っておきます。

<3>
フライパンにオリーブ油(分量外)をひいて火にかけ、生姜とクミンシードを入れて香りを出します。焦げ過ぎないように端に寄せたら、トマトを入れて塩、胡椒をふり、両面をじっくりと焼きます。 生姜とクミンシードは焦げそうになったら、途中で取り出しておきます。

<4>
ごはんが炊けたら器に盛りつけ、焼きトマトをのせて生姜とクミンシードを散らします。付け合わせに、紫玉ねぎを塩でもんで水にさらし甘酢に漬けたものと、パセリなど青物を添えてでき上がりです。トマトをくずしながら召し上がれ!






【ポイント】
・緑豆とはと麦は、前の晩からしっかり吸水させおけば、下ゆでの必要はありません。
・焼きトマトは崩れやすいので、へらなどを使ってそっと移してください。焼き加減は、少し生っぽくても、しっかり火を通しても、お好みで。
・胃腸の調子が弱っているな~と感じた時は、オリーブ油を入れずに水を増やして、軟らかめに炊き上げるといいですよ。






※これらのレシピは養生薬膳の考え方に基づいて作ったもので、全ての体質に当てはまるものではありません。



この記事の投稿者

いがらしこのえ先生

国際薬膳師。天然酵母パン研究家。1985年より国産小麦&天然酵母のパン製造に携わり、足掛け37年各所で製造、指導、パン教室などを手掛ける。29歳で離婚後は、2人の息子を“パンで”育て上げる。55歳で岩国へ移住。62歳でジョージア移住。