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秋のお肌にうるおいおやつ ぷるっぷる♪ 杏仁わらびもち

2023/08/20

2014.10.1anninwarabi 058-thumb-2560x1920-13788.jpg 秋は乾燥が気になる季節。からだを内側から潤す働きのある食材を上手に摂り入れて、しっとり美人をめざしましょう!
この時季のおすすめは「白い食材」。 梨、牛乳、白きくらげ、白ごま、蓮根、里芋など、どれもみなからだの中に潤いを生み出す食材です。
そして、豆乳、杏仁も「白い食材」。
杏仁豆腐はもうすっかりおなじみですが、今日はもう少し秋っぽく、わらび餅に仕立ててみましょう。
作り方はとっても簡単。わらび餅粉は100円ショップでも手に入るので、是非お試しください!






【材料】(2~4人分)
杏仁粉(杏仁霜)......60g
てんさい糖......60g
わらび餅粉......50g
水......150cc
豆乳......200cc
杏仁粉(トッピング用)......少々






【作り方】
<1>
鍋に材料の粉類を計り入れ、ホイッパーなどで、全体に塊りがないようにほぐします。

<2>
水を少しずつ加えて、ダマができないように混ぜて行きます。水を混ぜ終えたらシリコンべらに持ち替えて、鍋底の角部分に粉が残らないように気を付けながら豆乳を加え混ぜます。

<3>
鍋を中火にかけ、絶えずかき回しながら沸騰させます。フツフツとしてから1~2分、しっかり混ぜながら、全体になめらかな艶が出てくるまで火を通します。

<4>
水で濡らしたバットやタッパーなどにあけ、表面を水で濡らしたヘラで平らにします。冷蔵庫でしばらく冷やしてから切り分けて、食べる直前に杏仁パウダーを振りかけてお皿に盛りつけます。

<5>
すぐに食べたい場合は、炊き上がった生地をバットにとり、ボールに氷水を用意して、手を濡らしながら適当な大きさにちぎって氷水に落として冷やします。やけどしないように気を付けてお試しください!






【ポイント】
・杏仁霜は、杏仁粉にコーンスターチや砂糖、香料などを混ぜたもの。もし杏仁粉100%のものが手に入るようなら、そちらがおすすめです。
・今回は豆乳の白さを活かすためにてんさい糖を使いましたが、粗製糖や黒糖でもOKです。
・鍋を火にかけた後、温度が上がると急に粘りが出てくるので、しっかりとしたシリコンべらか木べらでかき混ぜ続けてください。火は弱めずに、一気に炊き上げるのがコツです。
・トッピングはなくてもOK。かける場合は、湿気を吸いやすいので食べる直前に。きな粉は意外と風味が強く、杏仁の香りを消してしまうので、今回は杏仁粉の使用をおすすめします。
・水や豆乳の分量を増やすと、ふるふるのやわらか~いでき上がりに。切り分けるのは難しくなるので小さな器に分けて冷やしてくださいね。






※これらのレシピは養生薬膳の考え方に基づいて作ったもので、全ての体質に当てはまるものではありません。



この記事の投稿者

いがらしこのえ先生

国際薬膳師。天然酵母パン研究家。1985年より国産小麦&天然酵母のパン製造に携わり、足掛け37年各所で製造、指導、パン教室などを手掛ける。29歳で離婚後は、2人の息子を“パンで”育て上げる。55歳で岩国へ移住。62歳でジョージア移住。