2023/10/04
【材料】(2人分)
生鮭......2切れ
れんこん......小一節(60~70g)
舞茸......1パック
にんにく......2片
サラダ油......大さじ1.5
塩、胡椒......適宜
<味噌だれ>
味噌......大さじ1.5
醤油......大さじ1.5
酒......大さじ1.5
みりん......大さじ1.5
砂糖......大さじ1
ごはん(お好みで雑穀を混ぜて炊く)......適宜
わけぎ......少々
<付け合わせ>
里芋(衣かつぎ)、枝豆(塩茹で)、落花生(塩茹で)、すだちなど......適宜
【作り方】
<1>
生鮭は焼く15分くらい前に、軽く塩こしょうしておきます。
れんこんは良く洗って輪切りに、舞茸は食べやすい大きさに分け、にんにくは皮をむいて小口切りにします。
<2>
フライパンにサラダ油とにんにくを入れて火にかけます。にんにくの香りが出て軽く色付いたら、ペーパータオルなどに取り出して油を切っておきます。
残った油でれんこんを焼き、舞茸も加えて軽く炒め、塩こしょうで味を整えて取り出します。
鮭の水分をペーパータオルなどでふきとり、同じフライパンで両面こんがりと焼きあげます。
<3>
味噌だれの材料を合わせ、フライパンに入れて火にかけます。アルコール分を飛ばすようにして、少し煮詰めます。
<4>
ご飯は水で濡らしたケーキ型などで、四角く型抜きしてお皿にのせます。
ここに舞茸、鮭、れんこんを重ねて盛り付け、味噌だれをかけて、わけぎの小口切り、にんにくを散らします。
付け合わせに、里芋、枝豆、落花生などを並べ、すだちを添えてでき上がりです。
<5>
付け合わせの作り方
《里芋のきぬかつぎ》
小さめの丸い里芋を良く洗い、下にする方を少しだけ切り落とす。(安定するように)
半分よりやや上に、一周くるりと皮に浅く包丁を入れる。
お皿に並べ、ラップをふんわりとかぶせて電子レンジにかけて火を通す。(600wで1個1分弱)
頭部分をつまんで、つるんと上部の皮をむく。
黒煎り胡麻をトッピングする。
《落花生の塩茹で》
生の落花生は良く洗ってざるに上げる。
落花生がかぶるくらいの水、多めの塩(海水くらいのしょっぱさになるくらい)を加えて、好みの柔らかさになるまで茹でる。
普通の鍋で40~50分。茹であがったら、そのまま20分ほど置く。
圧力なべの場合は圧がかかってから10分ほど。そのまま圧が抜けるまで冷ます。
【ポイント】
・鮭は厚すぎるようなら半分にそいで、火が通りやすくします。味噌だれで食べるので、下味の塩は控えめに。
・ご飯はケーキ型がなければココット皿やお茶碗で型抜きしてもOK。なぜか、普通に盛るより、ちょっと詰まった感じのご飯に味噌だれが良く合います。
・付け合わせはお好みで、旬の食材を並べてください。旬の食材には、その季節に必要な栄養や効能がたくさん含まれています。できるだけ地元で穫れたものを選ぶようにしましょう。
※これらのレシピは養生薬膳の考え方に基づいて作ったもので、全ての体質に当てはまるものではありません。
いがらしこのえ先生
国際薬膳師。天然酵母パン研究家。1985年より国産小麦&天然酵母のパン製造に携わり、足掛け37年各所で製造、指導、パン教室などを手掛ける。29歳で離婚後は、2人の息子を“パンで”育て上げる。55歳で岩国へ移住。62歳でジョージア移住。