2024/02/04
【材料】(2~3人分)
白玉粉......100g
よもぎ(茹でて刻んだもの)......30g
粗製糖......大さじ1
塩......ひとつまみ
水......75cc
ゆであずき......適宜
【作り方】
<1>
よもぎは、新芽と葉の柔らかい部分を摘み、塩一つまみを入れた熱湯でゆがきます。さっと水にさらしてから軽くしぼり、包丁で細かく刻みます。フードプロセッサー、またはブレンダーなど(なければすり鉢)で更に細かくペースト状にします。
この状態で冷凍保存ができますので、たくさん摘んでストックしておくと便利です。
<2>
ボールに白玉粉、よもぎ、粗製糖、塩を入れ、分量の水から大さじ1弱くらいを残して加えます。
全体を良く混ぜ、残した水を少しずつ加えながら耳たぶくらいの柔らかさになるようにまとめます。(よもぎの水分によって柔らかさが違うので、加える水の量は調整してください。)
<3>
お鍋にお湯を沸かします。
白玉は適当な大きさに丸め、火が通りやすいように真ん中をへこませて湯の中に落とします。浮き上がってきてから1~2分たったものから順にすくいあげ、冷水につけて冷やします。
<4>
水気を切って器に盛り、ゆで小豆をのせてでき上がりです!
【ポイント】
・よもぎの繊維は固いので、ブレンダーにかける前に包丁で細かく刻んでおきます。機械に負荷がかかりすぎないよう、必要なら少し水を加えてペースト状にします。
・ここでは白玉に薄い下味をつけていますが、粗製糖、塩は入れなくても結構です。
・小豆を豆から茹でる場合、あく抜きのために茹でこぼしますが、薬膳効果を高めたい場合は茹でこぼしをせずにそのまま煮上げます。
・ゆで小豆の他、きな粉や黒蜜などをかけても美味しいですよ!
・白玉だんごは時間がたつほどに固くなりますので、ぜひ一番美味しいできたてをどうぞ!
※これらのレシピは養生薬膳の考え方に基づいて作ったもので、全ての体質に当てはまるものではありません。
いがらしこのえ先生
国際薬膳師。天然酵母パン研究家。1985年より国産小麦&天然酵母のパン製造に携わり、足掛け37年各所で製造、指導、パン教室などを手掛ける。29歳で離婚後は、2人の息子を“パンで”育て上げる。55歳で岩国へ移住。62歳でジョージア移住。