あきゅらいず

みずみずしい新じゃが&新にんじんで 新人さん応援ランチ

2024/03/01

shinjyaga.jpg じゃが芋、玉ねぎ、にんじんなど、新物が出回る季節です。
新物はみずみずしく柔らかいので、できれば皮ごと調理して、のびやかな生命力全てを頂きましょう。
じゃが芋としいたけは、胃腸のバランスを整え元気が出る組み合わせ。食べた物からしっかり栄養とパワーを得るためには、消化吸収の働きがとても大切です。にんじんは疲れ目に効果的なので、パソコン仕事が多い方におすすめの食材です。
お気に入りのパンやおむすびを添えて、お弁当にしても美味しく頂けるレシピです。






【材料】(2人分)
<新じゃがのチーズパン粉焼き>
新じゃが......4~6個
しいたけ......2~3枚
パン粉......大さじ3~4
パルメザンチーズ......大さじ1
オリーブオイル、塩、胡椒......適宜

<新にんじんのクミン炒め>
新にんじん......1本
クミンシード......小さじ1/4
オリーブオイル、塩、胡椒......適宜

卵......1~2個






【作り方】
<1>
新じゃがは良く洗って、皮ごと5㎜程の厚さにスライスします。鍋にかぶるくらいの水を入れ、塩少々を加えて新じゃがを茹でます。
この時、良く洗った卵をいっしょに鍋に入れ、同時に茹で卵も作ります。

<2>
沸騰してから5~8分、新じゃがに火が通ったら火を消します。
じゃが芋だけ取り出し、卵は蓋をして5分程蒸らしてから冷水で冷やし、殻をむきます。

<3>
しいたけは石づきをとり、5㎜位の厚さにスライスします。
フライパンにオリーブオイルを引き、しいたけ、新じゃがを軽く炒めて塩こしょうします。耐熱皿に入れ、パン粉とパルメザンチーズを合わせたものを全体に振りかけて、オーブントースター(または230℃位のオーブン)で、表面にこんがり焼き色が付くように焼き上げます。

<4>
新にんじんは良く洗って、皮ごとピーラーで薄く、細長くスライスします。
フライパンにオリーブオイルとクミンシードを入れて火にかけ、香りが出てきたらにんじんを加えます。さっと全体にオイルが回るくらいに軽く炒めたら、塩こしょうで味を整えて器に取ります。

<5>
それぞれを、お皿かお弁当箱に盛り合わせて出来上がりです!






【ポイント】
・冷え性の人は、新じゃがを炒める際ににんにくを加えると効果的です。にんじんには、生姜の千切りがよく合います。(クミンといっしょに、先に炒めて香りを出してからにんじんを加えてください。)
・ストレスを感じている人は、にんじんのクミン炒めにレモン汁をしぼって、サラダ仕立てにするのがおすすめです。






※これらのレシピは養生薬膳の考え方に基づいて作ったもので、全ての体質に当てはまるものではありません。



この記事の投稿者

いがらしこのえ先生

国際薬膳師。天然酵母パン研究家。1985年より国産小麦&天然酵母のパン製造に携わり、足掛け37年各所で製造、指導、パン教室などを手掛ける。29歳で離婚後は、2人の息子を“パンで”育て上げる。55歳で岩国へ移住。62歳でジョージア移住。