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カリフラワーのとろ~り豆腐ソース

2024/10/01

カリカリパン粉がアクセント♪
カリフラワーのとろ~り豆腐ソース

近年、ブロッコリーに押され気味のカリフラワーですが、その白さやクセのない優しい味わいは、どんなお料理にもマッチして重宝します。今日はシンプルな単品温野菜サラダ仕立て。秋に摂ると良いとされる潤い食材のカラー「白」でまとめて、ヘルシーな豆腐ソースで頂きます。

意外ですが、カリフラワーはキャベツの仲間。なのでキャベツ同様、胃の働きを助け、胃もたれや食欲不振を改善します。ビタミンCも豊富に含んでいますので、これからの季節、風邪の予防にもおすすめです。にんにく風味のカリカリパン粉が、豆腐ソースの"冷やす性質"を緩和して、免疫力アップを補強します。
【材料】
(4人分)
カリフラワー......1株
......適宜

<豆腐ソース>
絹ごし豆腐......1/2丁
レモン(または柚子)汁......大さじ2
白味噌......大さじ2
太白ごま油......大さじ1

<カリカリパン粉>
パン粉......1/2カップ
オリーブ油......大さじ1.5
にんにく......1/2片
パセリ......適宜
<1>
絹ごし豆腐はペーパータオルで包み、軽く重しをして30分程水切りをします。
容器にくずした豆腐とその他の材料を入れ、ブレンダー(またはフードプロセッサー)にかけてなめらかなソースにします。
<2>
にんにくとパセリはみじん切りにします。
フライパンにオリーブ油を入れて火にかけ、にんにくとパセリを加えて香りを出します。にんにくに火が通ったらパン粉を加え、シャリシャリと乾いてくるまで炒めて火を止めます。(2~3分でOK。色づくまで炒めません。)
<3>
カリフラワーは食べやすい大きさの小房に分け、さっと塩茹でしてざるにあげます。
<4>
カリフラワーを器に盛り、豆腐ソースをたっぷりかけ、カリカリパン粉をトッピングすればでき上がりです。
【ポイント】
・豆腐ソースの分量は、豆腐の味や味噌の塩分などに違いがあるので、味見をしながら調整してください。
・カリカリパン粉は、お好みでタイムやローズマリーなどハーブを加えても。余ったら冷蔵庫で1週間くらい保存できます。
アスパラやいんげん、かぼちゃなどの茹で野菜にかけたり、グラタンのトッピング、フライの衣などにも利用できます。
・カリフラワーの茹で具合はお好みで。新鮮なものは生でも食べられるので、さっと茹でて歯ごたえを楽しんでもいいですし、やわらかく茹でてもカリカリパン粉の歯触りがアクセントになって美味しいですよ。茎の部分や葉の柔らかい部分も食べられるので、切り方を工夫して無駄なく頂きましょう。
※これらのレシピは養生薬膳の考え方に基づいて作ったもので、全ての体質に当てはまるものではありません。

この記事の投稿者

いがらしこのえ先生

国際薬膳師。天然酵母パン研究家。1985年より国産小麦&天然酵母のパン製造に携わり、足掛け37年各所で製造、指導、パン教室などを手掛ける。29歳で離婚後は、2人の息子を“パンで”育て上げる。55歳で岩国へ移住。62歳でジョージア移住。