薬膳レシピ
【4月】GWはみんなでよもぎ摘み♪ 摘みたてよもぎのトルティーヤ
2025/03/ 3
よもぎは大変薬効が高く、漢方の生薬としても古くから利用されてきました。
体内の不要な毒素の排出や血行促進、造血、淨血作用もあり、冷え症や肩こり、腰痛、
月経痛など様々な不調に効果的。特に女性にとってありがたい効能がいっぱいの優れものなのです。
春になると河原の土手や公園など、あちこちで新芽を出していますので、ぜひ摘んできて利用しましょう。
新芽はアクが少ないので、茹でるのも簡単。冷凍保存も可能です。今日は小麦粉に練り込んで、発酵なしで簡単なトルティーヤにしてみました。お好みの具を巻いてタコスに、チャパティ代わりにカレーに添えて、あんこを巻いておやつにもおすすめです。
【材料】
(6枚分)
国産小麦中力粉......200g
よもぎ(茹でて刻んだもの)......60g
水......80~90cc
塩......小さじ1/2強
国産小麦中力粉......200g
よもぎ(茹でて刻んだもの)......60g
水......80~90cc
塩......小さじ1/2強
<1>
よもぎは、新芽と葉の柔らかい部分を摘み、塩一つまみを入れた熱湯でゆがきます。さっと水にさらしてから軽くしぼり、包丁で細かく刻みます。フードプロセッサー、またはブレンダーなど(なければすり鉢)で更に細かくペースト状にします。
※この状態で冷凍保存ができますので、たくさん摘んでストックしておくと便利です。
よもぎは、新芽と葉の柔らかい部分を摘み、塩一つまみを入れた熱湯でゆがきます。さっと水にさらしてから軽くしぼり、包丁で細かく刻みます。フードプロセッサー、またはブレンダーなど(なければすり鉢)で更に細かくペースト状にします。
※この状態で冷凍保存ができますので、たくさん摘んでストックしておくと便利です。
<2>
ボールに小麦粉を量り、水、塩、よもぎを混ぜたものを加えて生地を作ります。水はよもぎの水分量によって加減が必要ですので、まずは少なめに加え、固いようなら少しずつ足すようにします。生地が一つにまとまり少し滑らかになったところで、濡れ布巾などをかぶせて10~30分ほど休ませます。(パン生地ほど捏ねる必要はありません。)
<3>
生地を6等分(1個当たり約60g)にして丸め、麺棒を使って直径22cmくらいに薄くのばします。一度に大きくのばすと生地に無理がかかるので、3枚くらい途中まで伸ばして、また最初のものを伸ばすという風にするといいでしょう。
<4>
フライパンを熱し、伸ばした生地をのせます。(油は引きません。)生地が少し乾いてきて、ところどころプックリと膨れてきたら裏返して裏側も焼きます。焼き上がったものは、ふきんなどに包んでおき、乾燥を防ぎます。
<5>
お好みの具を巻いて、でき上がりです!
ここでは、大豆のフムスをたっぷり塗って、茹で筍の千切りをカレー風味で炒めたものを包みました。プランターで育てていたサラダ用ミックス菜とルッコラに花が咲いたので、それも入れてブーケ風に♪
生地を6等分(1個当たり約60g)にして丸め、麺棒を使って直径22cmくらいに薄くのばします。一度に大きくのばすと生地に無理がかかるので、3枚くらい途中まで伸ばして、また最初のものを伸ばすという風にするといいでしょう。
<4>
フライパンを熱し、伸ばした生地をのせます。(油は引きません。)生地が少し乾いてきて、ところどころプックリと膨れてきたら裏返して裏側も焼きます。焼き上がったものは、ふきんなどに包んでおき、乾燥を防ぎます。
<5>
お好みの具を巻いて、でき上がりです!
ここでは、大豆のフムスをたっぷり塗って、茹で筍の千切りをカレー風味で炒めたものを包みました。プランターで育てていたサラダ用ミックス菜とルッコラに花が咲いたので、それも入れてブーケ風に♪
◆具はお好みで。
写真は大豆のフムスと筍のカレー炒め
菜の花とルッコラの花を添えました。
※大豆のフムスの作り方はこちら
【ポイント】
・よもぎをペースト状にする際、状態を見ながら必要なら水を少し加えます。
・よもぎはブレンダーにかける前に包丁で刻まないと、葉脈の長い繊維がそのまま残ってしまう場合があります。(経験者は語る・・・)
・冷めても柔らかい生地にしたい場合は、オリーブ油またはサラダ油を小さじ2杯くらい加えます。
・生地はフライパンの大きさに合わせて伸ばしますが、薄い方がいいので、フライパンが小さい場合は生地量を減らしてください。
・弱火で長く焼くと生地が乾燥して固くなりますので、中火でぱぱっと焼きあげます。
・中の具はお好みで、いろいろ巻いてお楽しみください!
写真は大豆のフムスと筍のカレー炒め
菜の花とルッコラの花を添えました。
※大豆のフムスの作り方はこちら
【ポイント】
・よもぎをペースト状にする際、状態を見ながら必要なら水を少し加えます。
・よもぎはブレンダーにかける前に包丁で刻まないと、葉脈の長い繊維がそのまま残ってしまう場合があります。(経験者は語る・・・)
・冷めても柔らかい生地にしたい場合は、オリーブ油またはサラダ油を小さじ2杯くらい加えます。
・生地はフライパンの大きさに合わせて伸ばしますが、薄い方がいいので、フライパンが小さい場合は生地量を減らしてください。
・弱火で長く焼くと生地が乾燥して固くなりますので、中火でぱぱっと焼きあげます。
・中の具はお好みで、いろいろ巻いてお楽しみください!

この記事の投稿者
いがらしこのえ先生
国際薬膳師。天然酵母パン研究家。1985年より国産小麦&天然酵母のパン製造に携わり、足掛け37年各所で製造、指導、パン教室などを手掛ける。29歳で離婚後は、2人の息子を“パンで”育て上げる。55歳で岩国へ移住。62歳でジョージア移住。